音源のノイズはAdobe Auditionで簡単に除去できる!

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この記事は2018年11月12日に書かれたものです。
現在は内容が古い可能性もありますのでご注意ください。

最近、色々と音源をいじる機会があるんですが、そんな時に困るのが「ノイズ」。
録音環境も特に整っているわけではないので、ノイズは避けて通れないもの。

自宅で何らかの録音をする時は、どうしても生活環境音や外の雑音などが入ってしまうのは致し方ありません。

そんなノイズを、マイクを変えたり部屋を改造したりしなくても簡単に取り除くことができるのが「Adobe Audition」!

今まで Adobe Creative Cloud を使っていながら、その存在を意識していなかったAuditionくんですが、これがかなり使える奴だったんです。

では、早速やってみましょう!

音源を読み込む

まずAuditionを起動し、編集したいファイルを読み込みます。
真ん中のエディターエリアに、ファイルをドラッグ&ドロップするだけです。

読み込み

読み込むと、こんな感じになります。

読み込み直後

範囲選択する

次に、ノイズを取り除きたい部分を範囲選択します。今回除去するのは、マイクをパソコンに繋いだ時に発生する「サー」というノイズです。

音源を聞きながら、ノイズのみの部分を探します。

拡大・縮小

Altキー」を押しながらマウスのホイールを回すと拡大・縮小ができるので、範囲を決めたら、その箇所を拡大してドラッグします。選択すると白く反転します。

範囲選択

ノイズリダクション

範囲選択した状態で、メニューバーから「エフェクト」>「ノイズリダクション / リストア」>「ノイズリダクション(プロセス)」を選択。

ノイズリダクション(プロセス)

すると別ウィンドウが開くので、左上にある「ノイズプリントをキャプチャ」をクリックします。

ノイズプリントをキャプチャ

削減値を決める

ノイズのグラフが表示されたら、いよいよノイズを除去していきます。
まず、ノイズリダクションのレベルを「100%」にしましょう。

100%

次に、「削減値」を決めます。

ウィンドウの左下にある電源マークをオン(緑色)にし、その隣の再生ボタンをクリックすると、ノイズを除去した状態でプレビュー再生ができます。
実際に音を聞きながら値を決めましょう。

削減値

大体、10dB~20dBの間で調整するといいみたいです。
数値が決まったら、「ファイル全体を選択」>「適用」をクリックすれば完了!

ファイル全体を選択>適用

範囲指定したのはほんの一部分ですが、これで音源全体から「サー」というノイズを除去できました!
ね、簡単でしょう?

防音室で録音したような…とまではいかないかもしれませんが、十分使用に耐えうるレベルにすることができると思います。

ノイズで悩んでいるなら、「Adobe Audition」オススメです。