動画に欠かせない字幕があっという間に!Premiere Proの文字起こし機能がすごい

少し前のアップデートでPremiere Proに追加された新機能「シーケンスから文字起こし」。
もうすでに色々なところで紹介されていると思うんですが、あらためてこの文字起こしはマジですごい!

今までにもいくつかの文字起こしソフト(アプリ)を試してきましたが、Premiere Proのこれはずば抜けて優れています。
下準備なども必要なしで、ほぼ完璧な文字起こしをしてくれます。

もちろん、発音が明瞭でなかったりするとスムーズにいかない箇所もありますが、そんなケースは本当に少ないです。

それどころか「まあ」「うーん」といった、字幕に起こす必要のない部分を自動的に省いてくれたり、話し言葉がキレイな言葉に直っていたりして(こういうもんだと思う→こういうものだと思う)、どんな技術なの??ってなります。

おそらくAIの学習機能によるものだと思うんですが、これは相当びっくりしました。

そんなわけで文字起こし後の手直しもほとんど必要ありません。
「動画に字幕を付ける」という地味で時間のかかっていた作業が、この機能を使えばあっという間に終わってしまいます。
それでは早速やってみましょう!

文字起こしの手順

Premiere Proで新規プロジェクトを作成し、文字起こししたい動画または音声ファイルをシーケンスに読み込みます。

新規プロジェクト

「キャプション」タブに切り替え、テキストパネルで「シーケンスから文字起こし」をクリックします。

シーケンスから文字起こし

「自動文字起こし」ウィンドウが開くので、「言語」のプルダウンから「日本語」を選択します。
この例では外していますが、話者が複数いる場合は「異なる話し手が話しているときの認識にオプトインする」にチェックを入れます。
設定が終わったら「文字起こし開始」をクリックします。

日本語を選択

するとデータがサーバーにアップロードされ、自動文字起こしが始まります。
環境にもよりますが、5分程度の動画で2~3分ぐらいかかる感じでした。

自動文字起こし開始

文字起こしが完了しました。

文字起こしが完了

この時点で9割方文字起こしできていますが、固有名詞などは手直しが必要な場合があります。
テキストパネル上で直接修正もできるほか、繰り返し出てくる単語なら下の図のように一括置換もできます。

単語の置換

後述のキャプションを作成した後でも修正は可能です。

起こされたテキストからキャプションを作成する

続けて、起こされたテキストからキャプションを作成し、動画に追加します。
文字起こしタブの上部にある「キャプションの作成」をクリック。

キャプションの作成をクリック

キャプションを作成」ウィンドウが開くので、動画に適したプリセットと形式を選択し、「作成」をクリックします。
動画と一体になっているキャプションなら「字幕のデフォルト」「サブタイトル」で問題ありません。
キャプションの規格についてはこちらの記事で触れています! → 表示・非表示を切り替えられる字幕(クローズドキャプション)をPremiere Proで作ろう!

キャプションを作成

すると、シーケンスにキャプションが反映されました。黄色いクリップの箇所ですね。
画面上にも反映されています。

キャプション作成後

これらは普通のテロップと同様、エッセンシャルグラフィックスでフォント、色などを自由に編集できます。
一つ一つのテロップはおおむね息継ぎのタイミングで区切られていますが、これも手動で表示のタイミングなどを調整することができます。

もうとにかくあっという間にできてしまうので、今まで文字起こしにかけていた時間はなんだったのか…という感じです。
技術の進歩は素晴らしいですね!

動画でテロップを入れる機会が多い方に、この「Premiere Proの文字起こし機能」、オススメです!