【新日本プロレス】もうすぐイッテンヨンがやってくる!

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この記事は2020年12月29日に書かれたものです。
現在は内容が古い可能性もありますのでご注意ください。

新日本プロレスファンにとって、年明けの1月4日は特別な日!
毎年東京ドームで行われる興行「WRESTLE KINGDOM(レッスル・キングダム)」は、その開催日から通称「イッテンヨン」とも呼ばれています。
新日本プロレスの前年1年間の集大成であり、新たな1年の方向性が決まる重要な大会です。
しかも前回に続き「東京ドーム2連戦」、つまり2日間連続開催。「イッテンゴ」もあるんです!

プロレスを見始めてから3年弱とまだまだニワカな自分ですが、もうお正月といえばイッテンヨン!というくらい楽しみなイベントになっています。
既に対戦カードも発表されているので、その中から私なりに気になるポイントを紹介したいと思います!
(敬称略)

第1試合 高橋ヒロム VS エル・ファンタズモ

『BEST OF THE SUPER Jr. 27(BOSJ)』の優勝者である高橋ヒロムと、アメリカで開催された『SUPER J-CUP 2020』の優勝者であるエル・ファンタズモによるスペシャルシングルマッチ。こんな豪華なカードがなんと第1試合!

通常、BOSJの優勝者はそのままストレートにベルトに挑戦しますが、高橋ヒロムが「その前にJ-CUPの優勝者と戦いたい」と言ったことで、この試合が組まれました。
勝ったほうが、イッテンゴで現IWGP Jrヘビー級王者の石森太二に挑戦できます。

今回のBOSJでの高橋ヒロムは、DOUKI戦やデスペラード戦のように素晴らしい試合もあれば、勝ったとしても「相手が流れを作ってるなー」と感じてしまうような試合も結構あって、とてもムラがある印象でした。
一方のエル・ファンタズモは、9ヶ月ぶりのリングで1DAYトーナメントを戦うという過酷な状況にも関わらず見事優勝。始めのうちこそ調子が上がらない様子でしたが、終盤にはいつものダーティ・ファイトが炸裂していました。

普通に強いだけでなく反則・介入もありのファンタズモに分がありそうですが、夏の神宮の雪辱を果たすためにもヒロムに勝ってほしいところです。
でもファンタズモ対石森のバレットクラブ対決も捨てがたいですね!

第2試合 ザック・セイバーJr. & タイチ VS タンガ・ロア & タマ・トンガ

IWGPタッグチャンピオンのザック・セイバーJr. & タイチと、WORLD TAG LEAGUE2020優勝チームのタンガ・ロア & タマ・トンガによるIWGPタッグ選手権試合。

今年はタッグベルトを初戴冠し、2度の防衛を果たす大活躍をみせたザック & タイチの「デンジャラス・テッカーズ」。
リング上でもバックステージでも、息の合ったコンビネーションをこれでもかと見せつけていましたね。
二人ともシングルで映える選手なのでタッグを組んだ時はそれぞれの持ち味が消えてしまうのではないかと思っていましたが、良い意味で裏切られました。今一番試合を見るのが楽しみなタッグチームです。

一方のタンガ・ロア & タマ・トンガのタッグ、「Guerrillas of Destiny(G.o.D.)」。
今年の「WORLD TAG LEAGUE 2020」では、 タマ・トンガが長かった髪とヒゲをバッサリ切って登場。そのイケメンっぷりに驚かされました。見た目もですが、言動が少しベビー寄りになった気もしますね。

これまで何度もIWGPタッグベルトを持ちその名を轟かせてきたG.o.D.ですが、意外にもWORLD TAG LEAGUEの優勝経験は無し。
今年はなんとしても優勝し、そして前回ベルトを剥がされた東京ドームで王座を取り返してやる、という固い意志がこのカードを実現させました。

タッグのザック & タイチをもう少し見ていたい気持ちもありますが、ここは勢いのままにG.o.D.が獲っちゃう気もします。

第3試合 KENTA VS 小島 聡

IWGP USヘビー級王座への挑戦権利証を保持するKENTAと、次期挑戦者だったジュース・ロビンソンが怪我で欠場となったため代打で挑戦することになった小島聡による権利証争奪戦。

小島が挑戦すると決まった時は正直かなり驚きましたが、ジュースの代わりに本隊から・・・となると妥当でしょうか。ヘナーレにチャンスを与えてあげてほしかったですが、東京ドームとなると難しいのかもしれませんね。

それにしても、現チャンピオンであるジョン・モクスリーと試合ができるのか不透明な中、「権利証」を4回も防衛したKENTAにはお疲れさまというほかありません。もうベルトあげてもいい気がします。

4回防衛したことからも分かるように今年のKENTAは好調で、巨漢のジェフ・コブやブロディ・キングをgo 2 sleepで沈めたのには感動しました。
小島も齢50歳とはいえまだまだ強いので万が一ってこともあるかもしれませんが、そんなの理不尽すぎる。KENTAがんばれ!

第4試合 棚橋 弘至 VS グレート-O-カーン

7月にIWGPタッグベルトを落として以来、不調が続く棚橋弘至と、今年イギリスから凱旋帰国したばかりのグレート-O-カーンによるスペシャルシングルマッチ。

正直、なぜこのカードが決まったのかよく分かっていないんですが、確かオーカーンがWORLD TAG LEAGUEで棚橋にイチャモンをつけ始めたのがキッカケだと思います。
以来、オーカーンから徹底的に膝を痛めつけられてきた棚橋ですが、今年最後の興行となる12月23日の試合後にとうとうブチ切れ、オーカーンを椅子で滅多打ち(かなりエグい)にしていました。棚橋が凶器攻撃なんて相当珍しいですね・・・。

ここまでされたらオーカーンも全力で来るでしょうが、棚橋も不調とはいえ、凱旋したばかりの選手に負けるわけにはいかないでしょう。貫禄を見せつけて欲しいですね。

第5試合 オカダ・カズチカ VS ウィル・オスプレイ

「レインメーカー」を封印しているオカダ・カズチカと、ヒールとして新たな一歩を踏み出したウィル・オスプレイによるスペシャルシングルマッチ。

今年新日で起きた事件で一番印象に残っているのは、やはりウィル・オスプレイがオカダを裏切り、新ユニット「THE EMPIRE (ジ・エンパイア)」を立ち上げたこと。
どう見てもヒーロー的ムーブのオスプレイがヒールターンしてしまったというのは、EVILの裏切りよりも一層衝撃的で、そしてとても残念でした。ベビーの顔として、新日を引っ張っていって欲しかった・・・。
しかし今更それを言ってもしかたありません。この試合で、オスプレイの選んだ道が正しかったのか、それとも茨の道なのかが明らかになるのでしょう。

今年のオカダは、不調なのか敢えて抑えているのかは分かりませんが、どうにも「パッとしない」印象でした。
そしてオスプレイも、ヒールターンしてからは飛び技は影を潜め、ユニットとしての役割に徹しているようでした。
両者が本気でぶつかることでどんな変化が起こるのか、楽しみです。

第6試合 内藤 哲也 VS 飯伏 幸太

IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルチャンピオンの内藤哲也と、G1 CLIMAX30優勝者の飯伏幸太によるダブル選手権試合。
勝者が、翌日のイッテンゴで挑戦権利証保持者のジェイ・ホワイトと戦うことになります。

初の権利証移動により一度は挑戦権を失った飯伏ですが、内藤からの逆指名でこの試合が決まりました。
G1で優勝したのにベルトに挑戦できないというのもおかしな話なのでこれはこれで良かったですが、ますます権利証の存在意義が分からなくなりましたね。

そして注目すべきは、今年内藤が史上初のIWGP二冠を達成してからずっと「ダブル」扱いだった2本のベルトがどうなるのか?ということ。個人的にはまた1本ずつにバラして欲しいと思っていますが、これはベルトを手にした選手の気持ち次第で決まるのでしょうか。

ここ最近の内藤はコンディションも良さそうで、危なげなく防衛してくれるのでは・・・と思う一方、「神になる」と宣言している飯伏がどんな試合をするのか、そして「カミゴェ」に代わる新技は披露されるのか、期待は高まります。

 

こういう状況下なので例年よりも試合数は少ないですが、どの試合も興味を惹かれる、そして結果が非常に気になるラインナップとなりました。
試合順にちょっと思うところはあるんですけどね。タッグ選手権が第2試合目なの…?とか。

これらイッテンヨンの結果を受けてのイッテンゴも楽しみですね!その辺りもまた書ければと思っています。

チケットの販売は両日とも本日(12月29日)の20時まで!

そして現地で見られない方は、お家でイッテンヨン・イッテンゴを観戦しましょう!
月額999円で加入できる「新日本プロレスワールド」はこちらから!

新日本プロレスワールド – njpwworld

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