Adobe Premiere Proで奥から手前に拡大するテロップを作る方法

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この記事は2019年2月7日に書かれたものです。
現在は内容が古い可能性もありますのでご注意ください。

私が夫の動画制作を手伝う際は、主に「Adobe Premiere Pro」を使っています。
といってもバリバリに編集とかはまだできないので、主にテロップ入れですね。

前回は「横に流れるテロップ」の作り方について説明しました。
Premiere Proでは、こういったことがとても手軽にできるんですよね。

Adobe Premiere Proで横に流れるテロップを作る方法

ですがまだまだ使いこなしているとは言い難く、今回「奥から手前に拡大するテロップ」を作る際に少し戸惑ってしまいました。

動画内で文字をズームイン・アウトさせるには、エフェクトの「スケール」を使います。
ですが、単純にスケールの数字を大きくしただけでは、こんな風に文字が下に移動してしまい、正面方向にズームしてくれません。

こういう場合は、「アンカーポイント」の調整が必要になります。

作成手順

元になる動画を読み込んだら、まずは文字を入れます。
文字(レガシータイトル)の入れ方については、さきほどの記事を参考にしてください。

文字を入れたら、まずエフェクトコントロールパネルのインジケーターを、先頭まで移動させます。
そして、「スケール」の左にあるストップウォッチアイコンを一度だけクリックします。

スケール

次にインジケーターをクリップの終了位置まで移動させ、「スケール」の右にある数字の位置にマウスを持っていきます。
するとマウスポインタが「←→」の形になるので、文字が好きな大きさになるまでドラッグさせましょう。

文字が好きな大きさになるまでドラッグ

さて、このままだと先程の画像のように文字が下に移動してしまいます。
なので今度は「スケール」の少し下にある「アンカーポイント」をクリック。

アンカーポイント

すると、プレビューウィンドウにコントロールが表示され、真ん中あたりにアンカーポイントがあるのが分かると思います。の中に「」が書いてあるようなマークですね。
これを直接ドラッグして、文字の中央辺りに持ってきます。

アンカーポイントをドラッグ

そして再生してみると、文字が奥から正面にズームするようになりました!

奥から正面にズーム

最初はどうしたものかと悩みましたが、理屈がわかればとても簡単ですね。

クリップはこの「アンカーポイント」を中心に動くので、このアンカーポイントを中心にして文字を回転させることなども可能です。

文字を回転

うまく使いこなして、効果的なテロップを作りましょう!