今やGmailやTwitterでも標準機能として使えるようになった「予約送信」。
実は、メーラーのThunderbirdでも同じような予約送信は可能です。
標準機能ではありませんが、「後で送信(Send Later)」というアドオン(拡張機能)を使うことで、日時を指定しての送信ができるようになります。
アドオン「後で送信」をインストールする
Thunderbirdを起動し、メニューバーの「ツール>アドオン」をクリックします。
アドオンマネージャーのタブが開くので、「その他のカスタマイズ方法>すべてのアドオンを見る」をクリックします。
検索ボックスに「後で送信」と入力して検索すると、アドオン「後で送信」が表示されるので「Thunderbirdへ追加」をクリックしましょう。
「追加しますか?」と聞かれるので「追加」をクリックし、Thunderbirdを再起動します。
メールを日時指定して送信する
Thunderbirdを再起動したらメールを新規作成し、メニューバーから「ファイル>後で送信」をクリックします。
すると「このメールを後で送信する」というウィンドウが開きます。
プルダウンから、日にちと時間をそれぞれ指定することができます。
日時を指定したら、「送信予定日時 〇〇年〇月〇日 〇〇時〇〇分」と書かれたボタンをクリックして予約完了です。
または、「15分後」「30分後」「2時間後」と書かれたボタンからでも予約が可能です。
予約されたメールは「下書き」フォルダから確認・編集ができます。
※その場合、再度日時指定が必要になります
注意事項
このように簡単にThunderbirdでの予約送信ができるアドオン「後で送信」ですが、ひとつだけ残念なポイントがあります。
それは「指定した日時にThunderbirdを起動していなければならない」こと。
Gmailなどのウェブメールのようなオンラインサービスではないので当然といえば当然なんですが、「朝送信するつもりだったのにパソコンをシャットダウンしてた!」ということにならないよう注意しましょうね!