パソコンで受信したメールを、Gmailなどに転送してスマートフォンで読みたい、というケースはよくあると思います。
今回は、メーラーのThunderbirdからGmailへメールを自動で転送する方法を紹介します。
転送設定
まずThunderbirdを起動したら、「ツール>メッセージフィルター」をクリックします。
「メッセージフィルター」のウィンドウが開くので、「対象アカウント」で転送設定をしたいメールアドレスを選び、右上の「新規」ボタンをクリックします。
すると「フィルターの設定」ウィンドウが開きます。
「フィルター名」は、自分がわかりやすい名前を付けましょう。
「フィルターを適用するタイミング」は、初期設定では「手動で実行する」「新着メール受信時」にチェックが入っています。
必要に応じて、他の項目にもチェックをします。
次に、転送の条件を設定します。
対象のアカウントに届いたメールをすべて転送する場合は、「宛先」に「次を含む」を選択し、転送元のメールアドレスを入力します。
次に、転送先の設定をします。
「メッセージを転送する」を選択し、転送先のメールアドレスを入力します。
入力が終わったら、「OK」ボタンをクリックして閉じます。
「メッセージフィルター」の一覧に戻るので、今設定したフィルター名の横の「有効」にチェックが入っているのを確認したら画面を「×」で閉じます。
以上で、設定は完了です。
テストメールなどを送信して、実際にメールが転送されるかどうか確認しましょう。
転送されたメールの件名には「Fwd:」が付加され、本文の前にも「Forwarded Message」と表示されるので、転送メールであることが分かります。
出先などでもメールをチェックしたい場合などに設定しておくと、すぐに気付けて便利ですよ。