広島県立美術館「ジブリの大博覧会」に行ってきました

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この記事は2018年8月30日に書かれたものです。
現在は内容が古い可能性もありますのでご注意ください。

まだまだ暑さの厳しいある日、広島県立美術館で開催中の「ジブリの大博覧会」に行ってきました!

ジブリの大博覧会

ジブリについては、いまさら説明するまでもないですね。
私もご多分に漏れず、子供の頃からジブリのアニメが大好きでした。

特に「風の谷のナウシカ」は原作漫画も全巻持っていて、今でも読み返すくらい好きなので、映画版には出てこないキャラクターも描かれている、このポスターを見てしまっては行かないわけにはいきません。

まず美術館の入り口をくぐると、大きな空飛ぶ飛空艇のオブジェがお出迎え。

空飛ぶ飛空艇

これ、結構大きいんです。

しかも、常にプロペラや櫂(?)が動いており、吹き抜けのロビーを1階から3階まで上がったり下りたりしていて、なかなかの見応え。

その下には、ラピュタの世界観に基づいて作られた町並みのオブジェがありました。
ぱっと見、ナウシカのペジテっぽいと思ったんですが、違ったみたい。

ラピュタの町並み

そしていよいよ入場です(中は基本的に撮影不可なので、写真はありません…)。
行ったのは平日の午前中だったんですが、それでも夏休みということもあって入り口からすごい人の密度!全然進みません。
もしかすると午後のほうが人が少なかったのかも…?

バーカウンターに鎮座する大トトロの前を通り過ぎると、過去のポスターやその原画が貼られたエリアに続きます。有名なものからあまり見覚えのないものまで、貴重なポスターが所狭しと展示されていて、しばし懐かしさに浸ります。

そこを抜けると、なぜか鈴木プロデューサーのデスクを再現したセットが。おそらく本物っぽい蔵書なども並べてあって、なかなか興味深いです。
でもなぜ宮崎監督や高畑監督ではなく鈴木Pのデスク?と思いつつ先へ進むと、今度は「ジブリの映画ができるまで」みたいなコーナーに突入します。

ここに展示してあった、キャッチコピーが決まるまでの糸井重里氏とのやり取りのFAXがめちゃめちゃ面白かったです。
鈴木さんの意見は別にあるけど、監督はこう考えているから…という板挟み感が手に取るように伝わってきました(笑)。

どうも今回の展示は、アニメの制作過程とかキャラクターではなく、制作の裏側やスタッフに焦点を当てた内容が主といった感じですね。

そのほか、メディア展開の流れが見れたり、スタジオで働くスタッフの方たちのメモが見れたりして楽しかったです。

メディアのコーナーを抜けると、過去の販促グッズや書籍などがびっしり並べられた「ジブリの倉庫」、歴史を感じる写真が展示された「ジブリの30年」と続き、そこを抜けると「ねこバス」に会えます!
この場所のみ撮影OKとあって、親子連れが大フィーバー。

ねこバス

その後は、ジブリの空飛ぶ機械や飛行機にフィーチャーしたコーナーに続き、ラピュタに出てくるタイガーモス号の大きな模型でフィニッシュ。
最後にグッズ販売コーナーで、ポストカードのセットを買って帰りました。

ポストカード

懐かしいポスターや、美しい飛行機のイラストの数々ももちろん素晴らしかったんですが、私はやっぱり「ジブリの宣伝~メディア展開」の辺りが面白かったです。

夏休みなので子供向けの企画だとばかり思っていたんですが、内容はどちらかというと大人向けでしたね。
9月24日まで、広島県立美術館で開催中なので、お近くの方は足を向けてみてはいかがでしょうか。