映画「カメラを止めるな!」が面白いのは「同じ理解を共有できる」から!

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この記事は2018年11月25日に書かれたものです。
現在は内容が古い可能性もありますのでご注意ください。

少し前に話題になっていた映画「カメラを止めるな!」をニコニコ動画の上映会で観ました!

本当は劇場で観ようと思ってたんですが、インドア派なことに加えてなかなか都合もつかず、結局その機会を逃してしまいました。

ですが家で観られるとなると話は別です。こういう企画はありがたいですね。
もちろん有料なので、ニコニコ動画でチケットを購入しての視聴です。
ちなみにチケットには「前売券」と「当日券」があり、そのシステムを知らなかったせいで300円損してしまいました・・・。

チケット価格
ちゃんと書いてあるのに…

もしニコニコで映画を見ることがあったら気をつけてください!

観た人みんなが面白さを共有できる映画

さて、今回は最初から点数を発表してレビューしたいと思います!
映画「カメラを止めるな!」の点数は!

どぅるるるるる

85点!

かなり面白い作品だと思います。「観たほうが良い」映画ですね。

ただ、前評判が凄かったのと、テレビでも芸能人の方達が「もう何転もして、最後までどうなるかわからない!」とか煽ってたので、期待感が相当上がってました。
実際はそこまで何転もしないので、その分ちょっと「あぁ、これで終わりか」っていう感じはありました。

この映画の面白いところは、観た人が同じように理解できるところです。そう作られていると思います。全員が同じゴールに辿り着くということです。
「私はこう思った」とか「自分はこう解釈した」とかいう考察が入り込む余地がないです。

映画って、高尚なものになればなるほど「映画を読み解く力」が必要になってきます。カットの意味、セリフの裏に隠された感情。役者の表情、仕草。
説明が少ないほど、読み解く力が必要です。
だから見る人によっては「意味が分からない映画だった」という作品も珍しくありません。

ですが、この「カメラを止めるな!」はマジックのタネを全部見せてくれるような、そんな映画です。「アレは一体どういうことだったんだろう」という謎は一切ありません。全てを説明してくれます。

ハラハラして、笑えて、スッキリできる。非常にエンタメ感の高い映画です。劇場から「面白かった!」と笑顔で出ることができる映画です。「カメラを止めるな!」を観ようかどうか悩んでるなら、迷わず見るべきです。
おそらくあなたが予想したように話が進んでいくと思います。

なので「どうなるんだろう」というよりは「やっぱりね」という気持ちの方が強いかもしれないですが、それでも「良い映画だった」と満足できるでしょう。

また、自分的にポイントが高いのは「知らない役者さんばかりだった」ということです。見慣れた役者さんは何だか物語の中の人物というよりは、役者さんそのものを見てる感じがしてどうも没入感が薄れる…という感じがあります。

その点、知らない役者さんというのはとても新鮮です。背景を知らないので、本当にそのキャラクターに見えてきます。邦画だと特によく知っている役者さんであることが多いので、こういう映画は貴重だと思います。

「カメラを止めるな!」
一人で観るのもいいですが、いつもは好みが合わない友達と一緒に観ると、盛り上がって楽しいかもしれませんね。オススメです!