みなさんは、IDとパスワードの管理、どうされてますか?
SNSやWebサービスやショッピングサイト、ネットバンクなど、扱うアカウントは日々増える一方ですよね。
でも、ご存知のとおり、パスワードの使い回しはとっても危険です。
最近ではブラウザがパスワードを保存してくれますし、ウイルス対策ソフトのメーカーがパスワード管理のサービスを提供したりもしていますが、それらに任せるのはなんとなく抵抗があったり…。
ブラウザやクラウドサービスでの管理だと、そうそうあることじゃないとは思っていても、漏洩の不安がつきまといますよね。
なので、私はかなり前から「ID Manager」というフリーソフトを使って、ローカル環境でパスワードを管理しています。
→ パスワード管理ソフト ID Manager
※Windows 98/Me/NT/2000/XP/2003/Vista/7/8/8.1/10 に対応しています。
インストール
「ID Manager」は、PCまたはUSBメモリなどにインストールして使います。
私は、USBメモリに入れて使っています。使わない時は取り外しておけば安心ですしね。
- まず、作者様のサイトからインストールファイルをダウンロードします(Vectorに飛びます)。
通常はexe形式で問題ないと思います。
- 保存先フォルダの「idm***.exe」をダブルクリックすると、インストールが開始されます。
- 規約が表示されるので「同意する」をクリック。
- インストール先の指定です。PCにインストールするなら、このままで構いません。
USBメモリにインストールする場合は、ここで「参照」をクリックしてフォルダを指定してください。
- 「完了」をクリックしたら、インストールは終了です。
ログイン
- インストールしたフォルダの「IDM.exe」、またはショートカットなどをクリックすると、ID Managerが起動します。
- ログイン画面が表示されるので、最初は「新規ユーザー」をクリックします。
- 任意のユーザー名とパスワードを入力します。
ここでのIDとパスワードが、ID Managerを起動する時に毎回必要になるので忘れないようにしてください。これだけはID Managerでは管理できません!
- ID Managerにログインできました。
アカウント情報の登録
ログインしたら、自分の各種アカウント情報を登録していきます。
- まず、メニューの「編集>新規フォルダの作成」をクリック。
- フォルダに名前を付けます。なんでもいいですが、ここでは「SNS」としました。
- 次に、そのフォルダを選んだ状態で「編集>新規項目の追加」をクリック。
- Twitterのアカウント情報を入力したところ。下部の「URL」には、Twitterのトップページを入力しておきます。
基本的な使い方
- 「URL」の左にある地球のマークをクリックすると…
ブラウザが起動してTwitterのサイトに移動します。
- ログイン画面にカーソルがある状態で、「Title」の横の「一括貼り付けボタン」をクリック。
- すると、自動でユーザー名とパスワードが貼り付けられます!
IDやパスワードの横のボタンをそれぞれ押して、ひとつずつ貼り付けることもできますよ。
(ちなみに、メモが2つ並んだようなアイコンをクリックすると、クリップボードにコピーだけしてくれます)
補足
ブラウザの設定
デフォルトでは、ブラウザにInternet Explorerが設定されているので、適宜変更してください。
また、環境によってはChrome等で一括貼り付けできないことがあるようなんですが、そんな時は「設定>ツールバー」で「クリップボード経由で貼り付け」にチェックを入れればOKです!
パスワードの自動生成
私が「ID Manager」でなにげに重宝しているのがこれ!
複雑なパスワードを、ワンクリックで自動生成してくれるんです。
データのエクスポート
バックアップにも対応しています。
「IDM形式(ID Manager独自の形式)」「CSV」「XML」で書き出し可能です。私は定期的にバックアップしています。
というわけで、他にも色々機能満載の「ID Manager」、パスワード管理に困っているならかなりオススメです!