Thunderbirdのデータをまるごと移行する方法

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

   

この記事は2018年7月31日に書かれたものです。
現在は内容が古い可能性もありますのでご注意ください。

私は昔からメーラーにThunderbirdを使っているのですが、先日、中身をそっくりそのまま移行する機会があったので、その方法を備忘録がてらメモしておきます。

メールデータの移行方法

データのバックアップ

Thunderbirdのメールデータはすべて「プロファイルフォルダー」に収められています。
フォルダーの場所はエクスプローラーから辿っていくこともできますが、Thunderbirdから開く方法があり簡単です。

Thunderbirdを起動したら、メニューの「ヘルプトラブルシューティング情報」をクリックします。
トラブルじゃないのにこの「トラブルシューティング情報」を開くっていうのが、若干わかりにくいですよね…。

トラブルシューティング情報

「トラブルシューティング情報」のタブが開いたら、「アプリケーション基本情報プロファイルフォルダー」の「フォルダーを開く」をクリック。

アプリケーション基本情報

すると、メールデータの入った「aaaaaaaa.default」という名前のフォルダーが開くので、このフォルダーを丸ごとUSBメモリなどにコピーしておきます。

Profiles

 

新しい環境へデータを移行

移行先のPCにThunderbirdをインストール>起動します。

起動するとアカウント設定ウィンドウが表示されますが、一旦「このウィンドウを閉じて後で設定する」をクリックして閉じます。

このウィンドウを閉じて後で設定する

そして、先ほどと同じように「トラブルシューティング情報>アプリケーション基本情報プロファイルフォルダー」からプロファイルフォルダーの場所を開きます。

プロファイルフォルダーを開く

すると、既に「bbbbbbbb.default」というフォルダーが存在します。ここに、先程バックアップしておいた「aaaaaaaa.default」をコピーします。

新しいプロファイルフォルダー

そして、

  1. 「bbbbbbbb.default」のフォルダ名をコピーし、「_bbbbbbbb.default」など別の名前に変更
  2. 次に「aaaaaaaa.default」のフォルダ名を、コピーしておいた「bbbbbbbb.default」に変更

これでデータの移行ができたので、Thunderbirdを再起動します。

すると、新しい環境でも以前と同じようにThunderbirdを利用することができるようになっています!
(無事起動できたら、「_bbbbbbbb.default」は削除しても問題ありません)

プロファイルフォルダーを丸ごとコピーすることで、それまでに受信したメールやアカウント設定もすべて移行することができます。

今はWebメールが主流でメーラーを使っている人は少ないかもしれませんが、私はまだまだ現役で使っているので、今後もしばらくはThunderbirdのお世話になりそうです。