リモートワークの需要が高まり、仕事でのやり取りもチャットツールを使うことが増えていると思います。その中でも代表的なツールのひとつが「Slack」ですね。
Slackではプロジェクトごとに「チャンネル」を作り、複数人でチャットができるという便利な機能があります。
しかし使っているとチャンネルがどんどん増えていって目が行き届かなくなったり、「この案件はどこに書けばいいの?」なんて事態になったりもします。
そんな時は似たような内容のチャンネルを「統合」することで、今までの内容を残しつつ、ひとつにまとめることができるんです。
データをエクスポートする
※データをエクスポートできるのはオーナー・管理者のみです
まず、「設定と管理」メニューから「ワークスペースの設定」を開きます。
右上の「データのインポート/エクスポート」をクリックします。
「エクスポート」タブをクリックし、「日付範囲をエクスポートする」のドロップダウンメニューからエクスポートしたい期間を選択します。
選択したら「エクスポート開始」をクリック。
しばらく待つと、登録しているメールアドレスにエクスポート完了のメールが届きます。
「ワークスペースのエクスポートページにアクセスする」をクリックします。
エクスポートページで「ダウンロードを開始する」をクリックすると、zipファイルのダウンロードが始まります。
エクスポートしたデータをクラウドにアップロードする
次に、エクスポートしたデータをGoogleドライブやDropboxなどのストレージサービスにアップロードします。
今回は「Googleドライブ」で説明しますね。
Googleドライブに、先ほどダウンロードしたzipファイルをアップロードします。
アップロードしたファイルの上で右クリックし、「リンクを取得」をクリック。
閲覧権限を「リンクを知っている全員」に設定したら、「リンクをコピー」をクリックしてダウンロードリンクをコピーします。
データをインポートする
再びSlackの「設定と管理」メニューから「ワークスペースの管理」を開き、「データのインポート/エクスポート」をクリックします。
今度は「インポート」タブで、「Slack」の欄の「インポート」をクリック。
表示された手順に沿って、インポートをおこなっていきます。
ガイドの確認は任意です。
「次へ」をクリックしたら、「直接ダウンロードリンク」の欄に先ほど取得したエクスポートファイルのリンクを貼り付け、「ファイルをアップロードする」をクリックします。
アップロードが完了したら「次へ」をクリック。
次にインポートするユーザーを選択します。
「各ユーザーごとに決定する」を選ぶと、ユーザーごとにインポート形態を決めることができます。
ユーザーとアクションを設定したら「次へ」をクリックします。
次にインポートするチャンネルを選択します。ここにはエクスポートした期間のログがあるチャンネルが表示されます。
まず、上のプルダウンで「チャンネルを既存のSlackチャンネルに統合する」を選択。
そしてインポートしたいチャンネルのアクションで「既存のチャンネルと統合する」を選択し、右のプルダウンで統合先のチャンネルを選択して「次へ」をクリックします。
内容を確認して、「インポート」をクリックするとインポートが始まります。
インポートが完了しました!
ワークスペースを開き、統合先のチャンネルにインポートした内容が表示されているかどうか確認しましょう。
というわけで、Slackのチャンネルを統合する手順でした。
少し手間はかかりますが、履歴を消すことなくチャンネルの整理ができるのは嬉しいですね。
チャンネルが乱立して効率が悪いなと感じたら、「チャンネルの統合」で整理するとスッキリしますよ!