2ヶ月に一度くらい、ひろゆきとかホリエモンの話が妙に聞きたくなって動画を見たりするんですが、今回はそんな中から「出世」について書いてみました。
今回のテーマ「出世するためにはどうしたらいいか?」ですが、ひろゆき氏曰く
「出世したければ一つの会社に長くいれば良い!」
とてもシンプルな回答ですね。
長くいればいるほど、その確率が高くなっていくというものです。
「年功序列かよ くだらねーなー」って思う人もいると思いますが、理由はこういうことです。
「他所から入ってきた優秀な人はまた出て行くかもしれないが、10年20年と長く勤めた人はこれからも勤めてくれる可能性が高いから」
要するに「10年勤めてくれたこの人は、これから先も勤めてくれるのでは」という「信用」が出世に影響しているということです。
下に4人のパターンを出してみました。自分が経営者や上司だとして、誰を出世させるか考えてみてください。
Aさん「10年勤務、能力的に優秀でこれからも長く勤めてくれる可能性が高い」
Bさん「10年勤務、能力的に普通でこれからも長く勤めてくれる可能性が高い」
Cさん「2年勤務、能力的には超優秀だが仕事を転々としており、長く勤めてくれるかどうか分からない」
Dさん「10年勤務、能力的には低いが長く勤めてくれる可能性はとても高い」
Aさんを出世の対象に選ぶ方が多いのは当然として、Cさんを選ぶ人は少ないんじゃないでしょうか。
となるとやはり二番目にくるのはBさんということになりそうです。
Cさんはやっぱり選びづらいですよね。辞めてしまうと任命責任を問われてしまうこともあります。
例を出すと、ソフトバンクに入ったニケシュ・アローラ氏は超が付くほどの優秀な方。給料も億単位、株も渡して超高待遇だったそうですが、サラっと辞めてしまったそうです。
外から来た優秀な人は辞める可能性があります。
新入社員もそうかもしれません。2、3年目で優秀な人はいますが、それ故にヘッドハンティングやもっと将来性の高い会社を目指す人、起業を考えている人もいるかもしれません。
「せっかく出世させたのに辞めてしまった!」という経験をされた方もいるんじゃないでしょうか。
だったら実力<信頼(長く勤める)で人を評価した方が良い、っていうのが日本の会社の考え方としてあるようです。
それから、「優秀」というのはなかなか比較しづらいものです。それに比べて「勤務年数」というのは簡単で分かりやすいですからね。
出世したい人は「実力があれば出世できる!」という考えも大切ですが、「10年勤めてきました!これからも会社のために貢献していきます!」という「長く勤めますよアピール」という戦術も、合わせて取っていったほうがお得かもしれないですね。