今年の頭から、各所で話題をかっさらっていったアニメ「ポプテピピック」。
アニメ本編については、以前記事を書きました。
いやー、怒涛の3ヶ月間でしたね。
毎週毎週、出し惜しみ無し!といった感じで、久々に次回が待ち遠しい作品でした。
数々のパロディや声優の週替りなど、話題のネタには事欠かないポプテピピックですが、中でも私が好きだったのは作品中に流れる楽曲たち。
やけにオシャレなOPはもちろんですが、羊毛フェルトで作られたポプ子とピピ美が踊る「LET’S POP TOGETHER」や、ED曲のレトロゲーム風アレンジ「POPPY PAPPY DAY(8bit Mix)」などなど、気になる曲がたくさんありました。
そんな作品中の楽曲を収録した「ポプテピピック ALL TIME BEST」が、2018年3月28日にリリースされました。なんとCD3枚組、123曲入りという大ボリューム!
もちろん、予約して買いましたよ!
このCDジャケットもなにかのパロディでは?と思うんですが、分からない…。
なんとなく、80年代くらいの漫画雑誌の付録のテイストを感じますが、元ネタはあるんでしょうか。
裏面には、収録タイトルがびっしり書かれていて、全部合わせると、収録時間は2時間40分ほどにもなります。
ゲームのサントラは何度か購入したことがありますが、アニメのサントラは初めてかも。
作中にゲーム音楽のパロディが多くて、それをちゃんと聴きたかったというのも購入した動機のひとつです。
3枚の内訳は、DISC1は劇伴、DISC2は歌モノ、DISC3はインストゥルメンタル、と分かれています。
DISC3はカラオケだけかと思いきや、ボーナストラックとしてあんきらコンビ(デレマスの諸星きらりと双葉杏)が歌うエンディングのバージョン違いが全6パターン(!)収録されていたりして、ファンの方にはうれしい内容になっています。
しかも同梱の歌詞カードに掲載されたインタビューによれば、エンディング冒頭のセリフが毎回違うのはご本人たちの提案だったそうです。
これ以外にも、こういう裏話をこのアニメではちょいちょい耳にしましたが、このフットワークの軽さというか臨機応変さが、このアニメがここまでブレイクした要因のひとつでもあるんでしょうね。
他にもこの歌詞カードにはアニメで歌を担当された方達(犠牲者ともいう)のコメントが寄せられており、なかなか面白い内容になっていて必見です。
特に蒼井翔太さんのコメントには笑ってしまいました。そんなに謝らなくても…w
しかしこうしてずらりと並ぶ曲目を見ると、エピソードごとに専用の曲があり、ほぼ使いまわしがないのが分かります。
毎回、話の内容ががらりと変わるので当然といえば当然ですが、こだわりを感じました。
DISC2の1曲目、「星色ガールドロップ」に登場する3人が歌う「Twinkling star」なんてとてもクオリティが高くて、これ単体でも出せばいいのに、と思うほどです。
エンディング曲の「POPPY PAPPY DAY」は、バージョン違いがこれでもかというくらいたくさんありますが、歌詞がすごく良くて普通にいい曲です。ちょっとホロッときました。
ゲーム音楽のパロディも豊富で、特に「広場(ク◯ノト◯ガーのパロ)」という曲なんて、本物が思い出せなくなるくらいの出来ですw
とにかく詰め込めるだけ詰め込んだ、という印象の「ポプテピピック ALL TIME BEST」、このアニメにハマった方にはぜひ聴いてほしいアルバムです。おすすめです!