WordPressについて、今までプラグインとかカスタマイズの記事をちょいちょい書いてきましたが、基本的なインストールの方法については書いていなかったな、と思いまして…。
今日はその中でも比較的簡単な方法をご紹介します。
WordPressでブログを始めるには、
- レンタルサーバーの契約
- ドメインの契約
が必要です。
ただ、ドメインは無理に契約する必要はありません。
例えば、今日ご紹介する老舗レンタルサーバーの「さくらインターネット」でサーバーの申し込みをすれば、「初期ドメイン」が1個と、「サブドメイン」が60種類も使えます。
なので、「どうしても .com とか .net とかが使いたい!」というこだわりがなければ、これでも十分だと思います。
→ さくらインターネット|サーバーホスティングサービス
また、さくらインターネットには「クイックインストール」といって、簡単にWordPressを導入できるツールがあらかじめ用意されているので、初めての方でもすぐにサイトを作ることができますよ!
といっても、さすがにボタンひとつで開始というわけにはいかないので、その手順を説明していきます。
サーバーの準備
さくらのレンタルサーバーにはいくつかのプランがありますが、WordPressに対応している一番安いプランは「スタンダードプラン」という月額515円のプランです。
申込画面で入力する「初期ドメイン」を、そのままサイトのURLにすることもできますし、あとからサブドメインを追加することもできます。
無料のお試し期間が2週間あるので、色々確かめてみるといいですよ。
WordPressのインストール
- サーバーの準備ができたら、「サーバコントロールパネル」にログインします。
- まず、インストールするフォルダを作ります。コントロールパネルから「運用に便利なツール>ファイルマネージャー」をクリック。
- ファイルマネージャーが別ウィンドウで開くので、左上の「表示アドレスへの操作」から「フォルダ作成」をクリック。
- WordPressをインストールするフォルダの名前を入力します。
- フォルダが作成されました。
- 次に、WordPressで作ったサイトのデータ(各項目や記事)を格納する、データベースの準備をします。コントロールパネルから「アプリケーションの設定>データベースの設定)」をクリック。
- 「データベース名(任意)」を入力し、「データベースを作成する」をクリック。
(データベース名の頭には、申込時に決めた初期ドメイン名が付加されます)
- データベースが作成されました。
- さて、いよいよWordPressのインストールです!
「運用に便利なツール>クイックインストール」をクリック。
- メニューから「ブログ」をクリック。
- 「WordPress」をクリック。
- ライセンスと規約に目を通し、下記の項目を入力します。全て入力したら「インストール」をクリック。
- インストール先のフォルダ
- 先程作ったデータベース名
- データベースのパスワード(最初のDB作成時に決めたもの)
- テーブルの接頭語(1つのDBを複数のWordPressで使用する場合は、それぞれ別の名前を付ける必要があります)
- インストールが完了しました!
続いて、WordPressにログインするために「アプリケーションの設定へ進む」をクリックします。
- あとちょっとですよ!
「サイトのタイトル」「ユーザー名(ログイン名)」「ログインパスワード」「メールアドレス」を入力したら、「WordPressをインストール」をクリックします。
- WordPressのログイン画面が表示されたら、先程の「ユーザー名」「パスワード」を入力して「ログイン」をクリック。
- 無事、新しいWordPressサイトにログインできました!
こうしてみると少し面倒に感じるかもしれませんが、一からインストールすることを考えると遥かに簡単ですし、失敗もないので安心ですよ。
ちょっと手が出しにくいなぁと思っている方も、ぜひチャレンジしてみてください!