おかげさまで「俺の就職先がブラックなわけだが」も1週年を迎える事ができました!ありがとうございます!
そして3話視聴ありがとうございます!
まだ見てない方は、この記事の最後に動画があるのでそちらから是非観てくださいね。
それでは第3話の解説をしながら製作のポイントなどを語っていこうと思います。
新キャラクターについて
今回新たに登場するのは、一ノ瀬未来のライバルである「久我三 琉華(くがみつ るか)」とそのメイド「百目鬼 一音(どうめき かずね)」です。
まず名前の由来ですが、久我三 琉華の3Dモデルは言わずもがな「巡音ルカ」です。
巡るという字が「く」が三つならんでいるので、「く」が「三つ」で久我三(くがみつ)です。
百目鬼 一音は元のモデルの名前が「ONE」です。英語で言えば「1」です。なので「一音」です。
百目鬼は「ONE」が最初「ONI」に見えていたので漢字で「鬼」が使いたいなーと考えていました。
それでネットでそんな名前がないか調べていたら、「百目鬼(どうめき)」という珍しい名字があったのでそれに決めました。
それぞれモデルにちなんだ名前にしていますが、一ノ瀬未来や獅子神リンなどと同様に、中身(性格?)はオリジナルのキャラクターです。外見は致し方ないですね。
(現在、自分でモデルが作れるようになれるようxismoを勉強中です。)
(一応人の形をした物はできたけど。。。やっぱり人体モデリングは難しいですね。これもMMDと同じで3年くらいかけて頑張ろうと思います。毎日ちょっとずつ勉強&練習です!!)
この二人、主人公である黒中時也に気があるのか?というところが気になると思いますが、普通にあります。
もともとハーレム物なので、そうなるように作っています。
なぜ惚れているのか?という理由付けとしては、久我三は小さい頃に守ってもらった事がきっかけ、という良くあるパターンです。
百目鬼が何故黒中に好意を持っているのかという理由は、この話では描けませんでした。
時也が久我三を助けている所を見て、というのが今のところの設定です(変わるかもしれません)。
しかし久我三は第3話で黒中に会いに来ているわけではなく、一ノ瀬に会いに来ています。それも好意を持ってです。
わざわざ予定があるのに一ノ瀬の会社に寄っているというのがその現れです。
久我三は自分の気持をある部分で素直に表しますが、一ノ瀬は照れや自信の無さから隠してしまいます。
どちらかというと一ノ瀬の方が余裕が無い状態です。
その為、本気で来られるとたじろいでしまいます。
つづいて百目鬼。久我三がボケなら百目鬼はツッコミタイプです。
フワフワして何を考えてるのか分からないようなキャラではありますが、一応そういう役どころです。
また、天然不思議キャラであるようにも見えますが計算高く、ユルっとした行動やエグるような発言も意図しているものです。
ただ好意を寄せている黒中には対しては素の自分を見せ、きちんと挨拶をしています。その時は小声で黒中だけに伝わるよう話しています。
話しが終わるとまた一転、周りに対して不思議キャラになるため主人である久我三に突飛なワガママを言ってみたりします。
これもまた彼女なりの照れ隠しと、同じ男性が好きで主人でもある久我三への配慮です。
こんな感じで、「本音で話してるキャラ」と「自分の本心を隠しながら話しているキャラ」がいるので、それを考えながら観るのもこの「俺ブラ」の楽しみ方の一つです!
最後にポツポツと今回の製作におけるポイントを語ります。
サムネイルの工夫と冒頭のCM
第3話を観て気づいた方もいると思いますが、今回からサムネイル専用のカットを入れています。YouTubeによく見られる、インパクトのある絵と文字を意識してみました。
ニコニコ動画ではサムネイル用の画像を別で使用することができないので、一番最初に持って来ています。
そこに「フィクションです」という注意文を入れることで自然な流れにしてみました。
かなり悩んだのが冒頭18秒のCMの箇所です。これを無くすかどうかを最後の最後まで悩みました。
「本編が早く始まって欲しい」という意見はもっともです。ただ動画は最初の10秒位が勝負というのもあるので、最初にインパクトのある動画を流すことで初見の人が「面白そうじゃん」と思ってそのまま視聴してくれたらいいな、という期待を込めてつけています。
正解かどうかは分かりません。。。
ぶっとんだイマジナリーライン
胸のことをいじられた獅子神リンを更にいじりに、一ノ瀬未来が近づきます。
ここって観て気づいた人も多いと思いますが、一ノ瀬が自分のデスクからいきなりワープしてくるんですよね。
その前からもそうですが、まあ立ち位置がバラバラです。アニメや映画では度々イマジナリーラインという概念が出てきます。詳しくは調べみてください。私も正確なところはよくわかってないです。
このイマジナリーラインは映像を自然に見せるため、また視聴者がより理解しやすくするためにキャラクタの立ち位置とカメラ、カットを意識した手法です。
左にいた人がカットの見せ方で急に右にいるように見えると、頭が混乱するってやつです。
今回このイマジナリーラインは敢えて意識していません。意識するとそのために必要なカットやシーンが増えたりするからです。
個人的にはこんな感じのコメディでキャラがやり取りしている分にはそこまで意識しなくていいかなって思っています。
それよりはやり取りが面白かったり、キャラが可愛かったりするほうが重要です。
これがスポーツや格闘(複数での戦闘)、推理モノになってくると人の位置に重要な意味を持ってくるので、気をつけようかな、と思います。
ただ一ノ瀬が急にリンの背後にいるのはかなり違和感があるので、ここでは背景を部屋にするのではなく抽象的なイメージにしています。
そっと近づいていじりに来たって感じです。
こんな感じで俺ブラの3話を製作しました。
私自身、アニメというか映像については独学で勉強しているだけなので、まだまだ粗の目立つ作品だと思っています。
そのためストーリーやキャラの行動の意味を伝える技術が乏しいので、このブログで補完してみました。
ただ見方は人それぞれあって良いと思います。私が気付いていないだけで「自分はストーリやキャラの行動をこう解釈した!」というのがあっても全然OKです。
なので自由に観て遊んでいただけたら幸いです。
第4話はもう作り始めています。5分の1くらいが終わったところでしょうか。
私も会社で働くサラリーマンです。なかなか作る時間を捻出できないので遅くなるかもしれませんが頑張って作ります!
なので見かけた時には「お、やっと投稿されたのか」って感じで観ていただけたら嬉しいですね。
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