ユーザーアカウントを指定してChromeを起動する方法

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この記事は2019年10月9日に書かれたものです。
現在は内容が古い可能性もありますのでご注意ください。

ChromeにはGoogleアカウント毎に設定やブックマークを使い分ける機能があります。
仕事用とプライベート用でアカウントを使い分けている場合などに、この機能はとても便利です。

ユーザー管理

私も用途別にいくつかアカウントを持っているので、このユーザー管理機能をありがたく使わせてもらっています。

ただちょっとだけ不便だなと思っていることがあって、それは「起動の際に、前回最後に開いていたアカウントで起動する」ということ。

例えばメインの【A】と、サブの【B】というアカウントがあるとします。
パソコンを立ち上げたらまず【A】のアカウントでChromeを起動したいんですが、前の晩に【B】を使っていた(正確には最後に閉じたのがBだった)場合、Chromeは【B】で起動してしまうんです。

大した手間では無いとはいえ、一度起動してからユーザーを切り替えて…というのは面倒ですよね。
これは「アカウント毎のショートカットを作成する」ことで解決するんです!

アカウント毎にショートカットを作成する

作成したいアカウントでChromeにログインしたら、右上のメニューアイコンから「設定」をクリックします。

設定

次に、「ユーザー>Chromeの名前と画像」をクリック。

Chromeの名前と画像

そして「デスクトップ ショートカットを表示」をオンにします。

デスクトップ ショートカットを表示

するとデスクトップに、対象のアカウント専用のショートカットが作成されました!
よく使うアカウントはタスクバーにピン留めするなどしておけばバッチリですね。

ショートカット

このようにしてアカウント毎のショートカットを作っておけば、「別のアカウントで起動してしまった」ということはなくなります。

起動したいアカウントのショートカットをスタートアップに登録する

さらにこの方法で作成したショートカットをWindowsのスタートアップに登録しておけば、パソコンの起動と同時に仕事用のアカウントでChromeを起動する、といったことも可能です。

スタートアップに登録するには、まずスタートボタンから「ファイル名を指定して実行」をクリックします。

ファイル名を指定して実行

ダイアログボックスが表示されるので「shell:startup」と入力して「OK」をクリック。

ファイル名を指定して実行2

すると「スタートアップ」フォルダが開くので、先程作成したショートカットをフォルダへ移動します。

スタートアップフォルダ

これで次回のパソコン起動時から、自動的に対象アカウントのChromeが起動するようになります。

複数のアカウントでChromeを使っているなら、アカウント毎にショートカットを作っておくと便利ですよ!