ある日、ファイルをHDDに移動させようとしたところ、このようなメッセージボックスが表示されました。
指定されたファイル名は、無効かまたは長すぎます。
別の名前を指定してください。
んん?
まあ確かに長いファイル名ではあるけれど、そこまでじゃないよね?と思いながら、少し短いファイル名に変更して確定しようとすると…
またまた同じメッセージが!
移動もコピーもできない状態に困ってしまい、でもこの場所にずっと置いておくのもイヤなので、やむを得ず削除することに。
ところが!
削除しようとしても同じように「指定されたファイル名は、無効かまたは長すぎます」のメッセージが表示されてしまい、どうにもなりません。
どうしたらいいのか調べてみると、「コマンドプロンプトを使って強制的に削除する」方法が一番早そうなので、やってみました。
まず、対象のファイルが入っているフォルダのパスをコピーしておきましょう。
フォルダの上で「Shiftキー」を押しながら「右クリック」し、「パスのコピー」でコピーできます。
続いて、タスクバーの検索ボックスに「cmd」と入力し、コマンドプロンプトを起動します。
起動したら、「削除コマンド」「対象のファイルが入ったフォルダー名」「オプション」を入力します。
C:\Users\ユーザー名>rd C:\消したいフォルダー名 /s
コマンド | 意味 |
---|---|
rd | ディレクトリを削除する |
C:\フォルダー名 | フォルダーの場所のフルパス |
/s | 該当フォルダ配下にファイルやディレクトリがあっても削除する |
「よろしいですか?」と聞かれるので、「Y」と入力しEnter。
すると、どうやっても動かせず消えなかったファイルを削除することができました!
「指定されたファイル名は、無効かまたは長すぎます」というメッセージが表示されてしまったら、試してみてください。