ロシアマフィアの息子で、イギリスでファンドを経営するビジネスマン・アレックスが主人公のドラマ「McMafia/マクマフィア」。
McMafia / マクマフィア シーズン1(吹替版/字幕版)
毎週1話ずつ観て、感想を書いています。
ディミトリの差し金により、犠牲になってしまったヴァディムの娘・ナターシャ。
商談のためモスクワに向かうアレックスの前に現れたのは…。
エピソード7の感想はこちら↓
↓ ここからエピソード8のネタバレがあります! ↓
反ヴァディム派の派閥に会うためモスクワに向かったアレックスは空港で足止めされ、そこにヴァディムの親友・イリヤが現れます。
商談相手の名前を聞き出そうとするイリヤですが、もちろんアレックスは話しません。
一方、娘を失い傷心のヴァディム。悪いやつではありますが、どれだけ娘を可愛がっていたかと思うといたたまれません…。
ヴァディムって、非常に分かりやすい悪役ではあるんですが、演じている役者さんの雰囲気などもあってか、「とにかく憎たらしい」みたいなイメージとは少し違った印象がずっとありましたね。
そんなヴァディムに、イリヤは合法的なやり方で敵(かたき)を討ってはどうかと提案しますが当然聞き入れられず、アレックスは一旦釈放されます。
もちろん、直接決着をつけたいヴァディムのために。
しかし引き渡される瞬間の隙をついて自力で逃げ出すことに成功したアレックスは、その頃リュドミラを連れてモスクワに到着していたジョセフとどうにか合流することができました。
そうそう、先週書き漏らしていましたが、アントニオ経由で偽造パスポートを手に入れたリュドミラは、無事モスクワのお母さんの元に帰ることができたんです!
このドラマの中では数少ない、ほっとできるエピソードでした。リュドミラとジョセフのプラトニックな関係も良かったです。
クレイマンも、逃げてしまったものを深追いはしないと思いたいですね。
そしてやっとモスクワで、オルグの紹介した取引相手に面会できたアレックス。
ギエルモ達との取引に対するリスクに疑念を持つ相手に、商品の取引はせず港を使わせる事で手数料を取ること、彼らと組めば年間3000億ドル規模の利益が出ること、ヴァディムようなやり方は時代遅れであることなどを説明。
取引相手の仲間たちにプレゼンをすることになったアレックスですが、その頃、娘の葬儀をおこなっていたヴァディム達は何者かによる襲撃を受けます。
指示を出したのは、どうも当の取引相手のようですが…。ヴァディム的なやり方を嫌っているようでいて、結局暴力で解決するんかい!と突っ込みたくなりました。
…さて、この後もお話はもうちょっと続くんですが、この「マクマフィア」、なんとエピソード8で最終回なんですよ。
まだまだ12話くらいまであるもんだと思っていたので、意外にコンパクトで驚きました。
主人公はわりと寡黙で何を考えているか分からないタイプでしたが、周りを固める脇役達が個性的で面白かったですね。
特にボディガードのジョセフ、ムンバイのディリーなんかがお気に入りです。
海外ドラマは人気があれば続編が作られる事が多いですが、このマクマフィアはどうなるでしょうか。
それはともかく、襲われたヴァディムと、アレックスのビジネスはどうなったのか…。
ラストシーンはぜひ自分の目で確かめてみてください。
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気になったらぜひ、観てみてくださいね。
→ McMafia / マクマフィア シーズン1(吹替版/字幕版)