どうも、seroです。
まずは沢山のご視聴ありがとうございますッ!
さて、ライトノベルのアニメをイメージしたMMDアニメ「俺の就職先がブラックなわけだが」がついに完成しました。作り始めたのが2015年9月29日なので完成まで1年3ヶ月くらいでしょうか。といっても他にもいろいろと作っているのでこれだけで1年3ヶ月というわけではないです。
この作品を創るにあたってのポイントは3つです。
- オリジナル原作
- 日常
- MMDアニメ
以上です。では一つ一つ説明していきますね。
オリジナル原作について
カイト伝のようなファンフィクションではなく、完全オリジナルストーリーです。MMDのストーリーものは「何かのパロディ」「何かの二次創作」が大半です。それはそれでいいのですが、やっぱり「オリジナル」というものに憧れていました。自分の作品というものに。本当はモデル等もオリジナルにしたいのですが、私にはその技術がないので今存在しているものを使用しております。
登場するキャラクターについては「初音ミク」「鏡音リン」という名前でもよかったかもしれませんが、それではオリジナリティが喰われてしまうと思ったので「一ノ瀬未来(初音ミク)」「獅子神リン(鏡音リン)」としました。
名前にミクとリンを残したのは、どこまでいっても姿はミクとリンなのでまさに名残として残しました。
ちなみに主人公の「黒中時也」はブラック企業の中にいるという事で「黒中」、使用モデルが「時報くん」なので「時」という字を一文字取って「時也」としました。
オリジナル原作モノを創ってみて思うことは、「自分の作品を出せた」という満足感です。もちろん「もっとこうすればよかったな」という細かなところはありますが、なんだかすごく晴れ晴れした気分です。やってよかった。
そして今もっとも創りたい作品が一つあります。それは2017年中に1話が完成すればいいかなと思っています。
カイト伝、俺ブラ、ショートMMDとある中でもう一作品となるとそれはそれは大変ですが「やりたいことをやる」というのが自分の人生のテーマなのでその通りにしたいと思います。
日常
モーションは格闘モーションより日常モーションの方が難しいと言われています。格闘モーションは動きが速くカメラでのごまかしも結構効きます。ですが日常モーションはそういったことができず、また誰もが経験ある動きのため違和感にも気づきやすい。地味な動きを魅せるのも難しいです。
私が創っているカイト伝は格闘モノのため日常モーションが少なく、そういう事にチャレンジしにくい。なので日常モノが主体のライトノベル調のアニメを創ればそういった練習になるのでは?と思い創りました。かなり勉強になりやってよかったと確信しています。
ただ一つだけ認識が違ったのは、自分にとっては格闘モーションの方が日常モーションより難しかったです。俺ブラが完璧な日常モーションだとは全く思いませんが、やっぱり格闘モーションの方が大変だと思いますよ。。。ホントマジで。。。
MMDアニメ
「モーション」ではなく「アニメーション」ということです。モーションはやっぱり「動き」です。いくら綺麗に滑らかに動いても「動き」の枠から出ることはありません。
アニメーションは「生命」です。動きに感情を加えてこそのアニメーションだということです。それは個性でありキャラクターに生命を宿す行為です。そこを意識したかったので「MMDアニメ」としました。自分の理想にはまだまだ遠いですが目指すべき場所を定めたかった、というところです。
ちなみにアニメーションの参考のために「アニメ作画のきほん」という本と…
「アニメ作画のしくみ」という本を購入しました。
どちらも丁寧に「歩く」「走る」「振り向く等の日常からジャンプ」「パンチ」「キック」の格闘についての動かし方、カメラワーク、それからアニメのオープニングの作り方まで説明があり、非常にお得な二冊でした。
以上、ポイントはこんなところです。
えーっと、それでは作品について語ります。俺ブラに込めた思いです。
「天国じゃねーかw」というコメントをいくつか見ました。私もそう思います。結局は「誰と働くか」ということです。「可愛いあの子がいる」「ステキな男性がいる」「尊敬する人がいる」会社が楽しいかどうかなんてそんなもんだし、それでいいと思っています。もしこの作品に登場する人物が皆さんが想像する嫌な上司や先輩後輩ならたちまちブラック企業になるはずです。
実体験で言うと一緒に働いていた年上の同僚が風邪を引いて出勤した時、私が「休めばよかったじゃん」と言うと「今日あの子出勤日じゃん、どんな服か見に来たんよw」の一言が返ってきて「あ、そういうもんだよな」と思っちゃいました。
ただ、現実は損得が絡んだりするのでなかなかギスギスしちゃいますよね。仕事上で出会わなければほとんどが「良い人」「面白い人」なのになんだか勿体無いなと感じるわけです。そんな事を思いに込めながら面白楽しく創りました。
最後に、フルボイスについて。
MMDは字幕、ゆっくりボイスが多く、既成のキャラ(声優)に人が声をあてるというのに賛否両論あると思いますが、ボイスドラマ中心に創作されておられるネット声優さん達はホントレベルが高く、ご協力いただくことで作品のクオリティが跳ね上がります。魅せる幅も広がります。なので自分が創作するストーリー物はフルボイス以外考えられませんね。
募集にあたり沢山の応募がありました。選考の基準としては「ここはおさえておいて欲しい」というレベルを越えている人の中から、あとは誰とやったら楽しいかな、と思いながら選考しました。
いろいろと語りましたが、俺ブラは重たい話でなく気軽に楽しめる一作です。どうぞそんな感じで観てくださいッ!
さて、せっかくなのでYouTubeにもアップしようと思います。