悩みや不安が消えないあなたに有効な5つの対処方法

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この記事は2020年3月9日に書かれたものです。
現在は内容が古い可能性もありますのでご注意ください。

皆さん日々お疲れさまです。メンタル保ててますか?

生きてると色んなことがありますよね。その度にメンタルの振り子が右へ左へと揺れちゃいます。
そんな時、その揺れをニュートラルに戻すのに有効な「5つの対処法」を紹介します。

これはネットに散らばる「メンタルを強くする」「落ち込んだ気持ちを回復させる」などの情報から私が実際に試して「有効だった」と思えたものです。

呼吸を整えゆっくり行動する

「やることが多い!」「あーイライラする!」と精神が不安定になってしまった時に、とりあえず行う対処方法です。

人は常にパニック状態にいると言われています。
落ち着いてこの記事を見ているつもりでも、軽くパニックになっている状態だそうです。
逆に言えば、意識的に落ち着く必要があるということです。

かなりパニクってるなと思った時は、まずゆっくりと呼吸を整えます。
アメリカの特殊部隊ネイビー・シールズで実践されている呼吸法を取り入れてみましょう。

やり方は簡単です。

4秒かけて息を吸い、4秒間息を止め、4秒かけて息を吐く、そして4秒間息を止める。
これを4分間繰り返します。

「4分もやってられない!」という場合は4回でもいいです。
とにかく、意識して呼吸を整えることが大事です。

整ったあとはゆっくり行動しましょう。確実に一つずつ処理していくことを心がけます。

一番怖いのは焦ってケガしてしまったり、突発的な対応で物事をややこしくしてしまうことです(ついカッとなってやった、ってやつですね)。
煽り運転とか車の事故のほとんどは、心の余裕がなかったり注意力が散漫になった時に起きます。

ちなみに、楽しすぎるとか浮かれている状態もポジティブなだけで、実はパニック状態です。
こういう時に高いところから飛んだりして怪我をしたりします。

ネガティブでもポジティブでもない、冷静沈着なニュートラルな状態を作るよう意識しましょう。

自分よりツライ状況にいる人を想像する

自分が不安と悩みを抱えたとき、この世で自分より不幸な人はいない、と思いがちです。
ですが実際は違います。

今も病院でいつ退院できるかわからず過ごしている人もいます。
遠い国では戦争状態や水を飲むのにも苦労する人もいます。
そういった状況と比較するとどうでしょう。
自分の悩みや不安が少し違った形で見えないでしょうか。

無いものばかりに目がいって、有るものには目がいかない。
現状を打破するには、もしかしたら今有るものに目を向けることで解決できるかもしれません。

元気な身体があるなら働くことで解決できるかもしれないです。
両親がいるなら勇気を出して打ち明けることで解決するかもしれません。
また、今の自分が恵まれていることに感謝することで、モチベーションを回復することができるかもしれません。

他者との比較はあまり良いことではないかもしれませんが、客観的に自分を見る一つのやり方としては有効です。
まずは現状を正しく理解し有効な対策をとっていきましょう。

要因をノートに書き出す

これは解決に向けたかなり有効な対処方法です。

実際に不安や落ち込む要因を書き出してみましょう。
借金、病気、家族の問題、会社の問題…あるだけ書き出しましょう。できるだけ具体的に。
そして、今本当に対処しないといけないものだけに集中しましょう。

例えば色々悩みはあるけど「一週間以内に5万円用意しなければ賃貸マンションを追い出される」という問題があるなら、他はほっといてもまずはこの問題を解決する必要があります。
問題がわかれば、解決策を考えることができます。
持っているものを売るのか、家族、友達、大家さんに泣きつくのか、日雇いで働くのか、いっそマンションを出て実家もしくは友達の家に転がり込むという手もあるかもしれません。

とにかく何が一番の問題で、いつまでに対処しなければならないのかを明確にするために、一度ノートに書き出しましょう。

書き出さず頭の中だけで考えるのは、例えるなら、たくさんものが入ったカバンの中から探しものを探しているようなものです。
一度カバンから全ての物を取り出して探すと、あっという間に見つかったりします。

もっというなら351×144という計算を頭の中でやっているようなものです。どうですか?すぐ答えが出ますか?
紙に書いて計算すればすぐ答えが出ます。
正解は50,544です。
まあこれは電卓を使いましたが。

ともあれ、不安や悩みも似たようなものです。
対処しきれないくらいあるような悩みでも、書き出してみると「あれ5個しかないのか…」みたいになったりします。
一度しっかりとノートに書き出してみましょう!

誰かに相談する

仕事などで誰かに相談している最中、「あ、こうすればいいのか!ちょっとやってみるわw」みたいな感じで、自分自身で悩みを解決したという経験はありませんか。

人に相談(話す)ためには問題をある程度、整理しなくてはなりません。
この整理する段階で問題が明確になり、そして対処方法が浮かび上がってきたりします。
これは先程の「要因をノートに書き出す」と似ています。

相談していると「私だってそうだよw」とか「俺も同じだよw」みたいな感じで、自分の悩みが安心感へと繋がり気持ちを安定させることができたりします。
また、協力者を得ることもできるかもしれません。有効な対処を教えてくれる可能性もあります。

注意点としては間違った対処を教えられる可能性があることです。
そんな時でも「ひどい奴だ!」と思わないようにしましょう。聞いてくれただけでも感謝です。

とにかく溜め込まず外に出しましょう

もし「相談できる人がいない!」って人は専門家をあたりましょう。
弁護士や行政書士、その他諸々、お金を払えば適切に対処してくれる方々です。
自分には友達や頼れる仲間がいないな、と思う方は、いざという時のためのお金を用意しておくと良いと思います。

朝の散歩をする

対処というよりも予防に近いかもしれません。
陽の光を浴びて軽く運動することで、感情や気分のコントロール、精神の安定に必要なセロトニンが分泌されます。
日光を浴びるタイミングは起床直後から30分までが重要とされています。
なので朝散歩はとても有効なのです。

「朝めんどくさいなーつらいなー」と思っても、一歩外に出たらなんとなく元気になって仕事や学校にいけるのはこのおかげだとも言えます。
また「朝起きる」ことで、「夜寝る」という、人間があるべき生活のリズムを整えることができます。

いくらメンタルの不調に対して対処をおこなっても、このベースができていなければ根本的な改善に繋がりません。
「健全な精神は、健全な肉体に宿る」という言葉があります。
規則正しい生活を心がけましょう。

深夜勤の方々はしんどいと思いますが、休日などはできるだけ朝起きて夜寝るという生活にしましょう。
若いうちはまだ良いと思いますが、30代後半からは夜勤をしなくても良い仕事につけるよう計画を立てましょう。

おまけ1:貯金しよう!

お金は便利なツールです。今の悩みや不安って3億円あったら解決しますか?
解決する!って人が多そうですねw

さすがに3億円は無理ですが毎月貯金を心がけましょう。100万円でもあれば心に少し余裕ができます。

理想としては2年くらい何もしなくても大丈夫な金額が貯蓄できていると、心が少し安定すると思います。
疲れた時は休むことが大事ですが、休むためには生活費が必要ですからね。
例えば「あー自分は何かあっても2年は大丈夫だな」と思えれば気持ちも少し落ち着くと思います。
その2年の間に次何をするのかを考えればいいのです。

おまけ2:対処方法をネットで検索しよう!

あなたがこの記事に出会ったように、気持ちが落ち込んだときはその対処方法を調べ、いろんな記事を読んだり、YouTubeで動画を観たりしましょう。
人によって対処方法も違うので、色んな情報を見るのが良いと思います。
見ることで落ち着いたりもしますし。
嘘の情報も多いので、最後はやっぱり自分で考えるというのがポイントです。

最後に

私もそうですが、多くの方が何かしら悩んでいたりストレスを抱えています。
将来が不安な方もたくさんいると思います。

ですが色々悩んで不安に思っても、100年後には今地球にいる人達は99%亡くなっています。
「いやー自分は江戸時代からずっと不安でも今も悩み続けてますよ」って人は現代に100%存在しません。

そう考えるとなんとも儚いものですね。
であれば下手に悩むより、楽しむことにもっと注力してもいいかもしれないですね。