去年の冬、夫のお気に入りのグラスが割れたのをきっかけに、ステンレスのタンブラーを購入しました。
寒い時期はそのありがたみがいまいち感じられなかったんですが、夏が来て、いよいよその真価を発揮する時がやってきました!
購入したのはサーモスの「真空断熱タンブラー」。
(半年くらい使用した状態です)
容量は420ml。表面はつや消しタイプのステンレスで、下に「THERMOS」のロゴが入っています。
内側はステンレスが二重の構造になっていて、真空の空間をつくることで温度を保てるそうです。
二重といっても、飲み口の辺りは閉じるように薄くなっているので飲みやすいです。
お手入れもカンタンで、底が丸くなっているので洗いやすく、上に行くほど広がっているのでスポンジを持った手がすっぽり入ります。
なんと食洗機もOKなんですよ。
そして肝心の保温(保冷)性ですが、実際に見ていただいたほうが分かりやすいということでテストしてみました!
普通のグラスとステンレスタンブラー、両方に同じくらいの量の氷を入れて放置します。
室温は28度くらい。
その後、1時間おきに写真を撮った結果がこちらです。
グラスのほうは、2時間後にはすっかり氷が溶けてしまいましたが、タンブラーのほうは4時間後でもまだ半分以上氷が残っていました!
そして保冷性もさることながら、このタンブラーのさらに素晴らしいところはこれ!
左側と比べると一目瞭然ですね。
そう、何時間経っても結露せず、テーブルが濡れることもないんです。これは本当に嬉しい。
氷が溶けにくいのはもちろん、直接飲み物だけを入れた場合でも保冷性は十分です。
こちらは、ビール(発泡酒)を注いでみたところ。350ml缶の中身がちょうどぴったり入るサイズです。
ぬるくなったビールほどがっかりするものはありませんが、このタンブラーなら飲み終わるまでキリッと冷えたままです。
個人的に一番「このタンブラーがあって良かった!」と思ったのはビールですね!
氷を入れたドリンクも、氷が溶けにくいので味が薄まりにくく、最後の方は水みたい…なんてこともありません。
冷たいドリンクに関しては、このタンブラーの一人勝ちですね。
冒頭、冬はあまり活躍しなかったと書きましたが、もちろん温かい飲み物の保温性にも優れているんですよ。しかも、熱々のコーヒーを入れても外側が熱くなりません。
ただ、冷たい飲み物に比べれば保ちはよくないかな、という感じなので、コーヒー専用なら蓋付きを買ったほうがいいかも。
それと、冷めてしまった時に電子レンジでチンできないのがちょっと不便かな。まあ、さすがにそれは保温が効いてるうちに飲めってことですね。
というわけでサーモスの真空断熱タンブラー、ひとつ持っていればこの夏を快適に過ごせること請け合いです!