通常、Gmailの保存容量は無料の場合Googleドライブなどと共用で15GBまで。
よほどの事がない限りメールでいっぱいになることは無いと思いますが、いざという時のためにバックアップは取っておきたいですよね。
特に、重要なメールは間違って消したりしないようにローカルで保存したい事もあります。
今回は、大事なメールを1通だけ保存する方法と、まとめて一括で保存する方法を紹介します。
1通だけダウンロードする
1通だけ保存したい場合は、まず該当のメールを開いて右上のメニューアイコンをクリックし「メッセージのソースを表示」をクリックします。
次の画面で「元のメールをダウンロード」をクリック。
すると「original_msg.txt」という名前のファイルがダウンロードされます。
メールヘッダ、本文などがごっそり記録されています。
画像や添付ファイルなどはコードになってしまうので、必要な場合は別途ダウンロードしておきましょう。
まとめてダウンロードする
まとめてダウンロードしたい場合は、まずGoogleアカウントの画面を開きます。
次に「個人情報とプライバシー>コンテンツの管理」をクリック。
「コンテンツのダウンロードまたは転送」の項目で「アーカイブを作成」をクリックします。
すると、データをエクスポートできるサービスの選択画面に移動します。
初期状態ではなぜか全選択になっているので、エクスポートしたいものだけをオンにします。
Gmailのデータは、「すべてのメール」または「ラベル」を選んでエクスポート可能です。
「ラベルを選択」の場合は、必要なラベルだけにチェックを入れて「OK」をクリックし、画面下の「次へ」をクリック。
次の画面では、アーカイブの形式を選ぶことができます。
ファイルサイズを小さく設定するとファイルが分割されてしまうので、一括で落としたい場合は大きめに設定したほうがいいかもしれません。
「配信方法」では、ファイルを受け取る方法を選択します。
ダウンロードリンクをメールで受け取ることができるほか、「Googleドライブ」「Dropbox」「Onedrive」「Box」などのストレージサービスにアーカイブすることも可能です。
今回は「Googleドライブ」にアーカイブしてみます。
カスタマイズが終わったら「アーカイブを作成」をクリック。
アーカイブが完了するとメールが届くのでしばらく待ちます。
今回はサイズが小さかったので5分も経たずメールが来ましたが、場合によっては数時間から数日かかるとの記載があります。
届いたメールがこちら。
「Googleドライブを表示」のボタンをクリックすると、「マイドライブ」に保存されているのが確認できました。
ローカルに保存したい場合はここからダウンロードします。
というわけで、Gmailのメールをダウンロードする方法でした。
Googleほど大きなサービスになると、データが消えるとかサービスが終了するとかいった心配はほぼないと思いますが、世の中何があるか分かりません。
大切なデータは定期的にバックアップしておくと安心ですよ。