【残酷な真実】「努力できる遺伝子」を持たない人が「努力する」唯一の方法は「強制」しかない

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SNSやYouTubeを開けば、成功するための方法論がしきりに説かれています。今の不満から脱するためには、こういう行動をすればいい、と。

「一日2時間、自分のスキルを伸ばす勉強をしよう」
「未完成でもいいから作品を世に出そう」
「お腹を引っ込めるために、毎日10分この運動をしよう」

もっと端的に言えば「行動しろ」「継続しろ」、つまりは「努力しろ」ということです。
これらは、いずれも「ド正論」です。

あなたも私も「確かにそれはそう」「おっしゃる通り」と認めざるを得ない。正しいと分かっている。

でも、できない。

なぜなら、続けるのが苦しいから。特にビジネスや創作においては、その苦しみの先に成功が約束されているわけでもないからです。
しかし世の中には、その「正論」を涼しい顔で実行できる人と、どうしてもできない人がいます。
なぜなのか?

その答えは身も蓋もないですが、これしかありません。

「努力できる遺伝子」を持っているか、「努力という才能」があるか。

それだけの違いです。

「やり方」を知っても意味がない理由

私はSNSを見ていて、「こうしたら続く」「私はこうやって習慣化した」という「やり方(How to)」を説くポストを見るたびにモヤモヤします。
「それを知ってもできないから、こうなってるんじゃないの?」と。

「やり方」さえ分かれば努力できると思っている人は、根本的な勘違いをしています。エンジンが壊れている車に、ハイオクガソリンの入れ方を説明しているようなものです。

私自身の体験談:PM11時からAM3時までの「努力」

私自身はかつて「こうしたらいい」を実行できた側でした。 私は現在、動画編集、3Dモデル、3Dアニメーション制作で生計を立てており、現状に満足しています。

かつて、会社に合わせて起き、食べ、寝るだけの「自分の人生を自分で決定できない日々」に絶望していました。そこから抜け出すために私がやったことは、これです。

「毎日仕事から帰って、少し寝て、PM11時からAM3時まで独学する」

これを365日、何年も続けました。オリンピックを目指す選手に負けないくらい努力していたという自負があります(例えですよ)。 そして作品を作り、世の中に出し、自分の能力を具体的に示して、買ってくれる人を探しました。

このエピソードだけ切り取れば、私には「努力できる遺伝子」があったのでしょう。
しかし、そんな私でも「柔軟体操」は続きませんでした。たった1日10分。しかも3D制作と違って、やれば確実に体が柔らかくなるという「成功」が約束されているのに、です。

理由はシンプルです。

「3D制作」は好きでやりたいことだった(生産者の視点)。
「柔軟」は必要だけど嫌いでやりたくないことだった。

ここから分かる残酷な事実は一つ。

「好きなことでもない限り、努力の才能がない人が継続することなど不可能」だということです。
さらに言えば、「努力できる遺伝子」を持たない人は、たとえ好きなことでも、それが「努力(義務)」の対象になった瞬間に嫌いになり、辞めてしまうのです。

「努力は遺伝」の科学的根拠

「努力できないのは甘えだ」と言う人がいますが、科学の世界では「努力も才能(遺伝)」であることは、もはや常識になりつつあります。ここでいくつかエビデンスを提示しましょう。

1. 遺伝率は50%前後(行動遺伝学)

行動遺伝学の第一人者である安藤寿康氏(慶應義塾大学教授)の研究によると、人間の能力や性格はかなりの割合で遺伝の影響を受けます。
特に、コツコツと物事を続ける能力に関連する「勤勉性(誠実性)」の遺伝率は約50%と言われています。

つまり、生まれた瞬間に「努力しやすい人」と「努力しにくい人」のスペック差は半分決まっているようなものです。

2. 「我慢できる脳」の構造差(脳科学)

京都大学の研究グループ(※1)が、とある興味深い研究結果を発表しています。

報酬が得られるまで待つことができる「忍耐強さ」は、脳の「線条体」という部位の活動と関係があり、さらにセロトニンの分泌量などが関わっていることが分かっています。
つまり、「こらえ性がない」「すぐ投げ出す」というのは、性格の問題以前に、脳の構造や神経伝達物質の働きの違いである可能性が高いのです。
(※1 ソース:京都大学など、セロトニン神経の活動調節が忍耐強さを生む脳内メカニズムを解明)

これでもまだ、あなたは「気合が足りない」と自分を責めますか?

努力できない人は「消費の天才」である

さらに残酷な話をします。

「好きなことなら努力できる」という言葉もまた、嘘です。
「努力できる遺伝子」がない人は、「ただただ消費するのが好きで、その才能がある人」なんです。

  • ゲームを作るより、プレイするのが好き。
  • 動画を作るより、見るのが好き。
  • 美味しい料理を作る修行より、食べるのが好き。

彼らにとって「生産(努力)」は苦痛でしかありません。好きなこと(消費)が、努力(生産)になった瞬間、それは「嫌いなこと」に変わります。

唯一の解決策は「強制」しかない

では、「努力できる遺伝子」を持たず、消費が大好きな凡人が、人生を変える努力をするにはどうすればいいか?
答えは一つしかありません。

「強制」です。

「強制」と聞くと、「他人から無理やりやらされる」こと(他者→自分)だと嫌悪感を抱くかもしれません。しかし、ここで私が述べているのは違います。自分から他者に「私を強制してくれ」と頼み込み(自分→他者)、管理してもらうのです。

自分でできないのだから、他者に強制してもらうしかない。これ以外に道はありません。

「スマホ断ちボックス」を叩き割る私たち

よくライフハックで「スマホを触らないように、タイムロックコンテナ(時間まで開かない箱)に入れよう」というアドバイスがあります。

ハッキリ言いますが、努力の才能がない人は、あの箱をハンマーで叩き割ります。
なぜなら、あの箱は「セルフ強制」だからです。「自分で入れた」のだから「自分で壊せる」。そこには何の恐怖もペナルティもありません。

私たちに必要なのは、自分の意志が介在しない、逃げたらペナルティがある「完全な他者からの強制」です。

  • ライザップ: 高額な金を払い、トレーナーに監視され、「なぜやらなかったのですか?」と詰められる環境
  • 怖い友人: 「一緒にやる。サボったら絶交だ(もしくは罰金)」と怒ってくれる存在
  • かつてのお見合い: 自由恋愛という「努力」ができない人のために、社会が用意した結婚の「強制システム」

「努力できる遺伝子」がない人が努力するには、「泣いても逃げても、無理やりにでも努力させられる環境」を構築するしかありません。

会社という最強の「強制システム」

「強制なんて嫌だ」と思うかもしれませんが、実はあなたをはじめ多くの人がすでに強制されています。

それが「会社」です。

生活するためになんとかしないといけない。だから会社はあなたに強制してきます。
「何時に出社しろ」「何時がごはんだ」「休日はこの日だ」「この日までにこれをしろ」と。

これらが強制されていなかったら、かなりの人が堕落すると思いませんか?多くの人は、その強制を破った時のペナルティ(解雇や減給)が怖いから、やっているだけなのです。
つまり、私たちが毎日働けているのは、私たちの意志が強いからではなく、「会社に強制されているから」なのです。

また、極端な例として言えば、入院や刑務所なんかは「強制の極み」ですよね。強制力があれば、人は規則正しくなれるのです。

結論:努力しようとするな、檻に入れ

今のSNSで偉そうに成功法則を語る人たちにモヤモヤするのは、彼らが「努力できる遺伝子」を持っている強者だからです。彼らは無意識に「アクセルの踏み方」を教えてきますが、私たちに必要なのは「レッカー移動(強制連行)」です。

もしあなたが「成功したい、でも努力が続かない」と悩んでいるなら。
「どうすればモチベーションが上がるか」なんて考えるのは今すぐやめてください。無駄です。

その代わり、家族でも上司でも友達でもいい。

「私がサボったら、私を人間として否定するくらい罵倒してくれ」
「毎日監視してくれ」

と頼み込み、自分を逃げられない檻の中にぶち込んでください。
(※もちろん、心身が壊れない程度に気をつけてくださいね)

自由意志がある限り、努力できない遺伝子が発動し必ずサボります。
「強制」こそが、才能なき私たちが唯一、天才たちに抗うための生存戦略なのです。

最後に:そもそも、そこまでして成功したいですか?

ただ、最後に一つだけ問いたいことがあります。

「そこまでして成功したいですか? 何かを成し遂げたいですか?」ということです。

そもそも成功とは何でしょうか。私は別に、全員が社会的成功なんてする必要はないと思っています。他人と比べず、自分の幸せにコミットする。それが一番重要です。
ただ、その中でどうしても、

「ダイエットしないと健康が損なわれる」
「どうしても禁酒・禁煙しないといけない」
「今の生活から抜け出すために、どうしてもスキルが必要だ」

そういった切実な状況にあり、それでも「努力できる遺伝子がない」からできない…と嘆いているのなら。 「強制」を選んでください。
それが、唯一の努力できる手段になります。