「選挙に行っても生活は変わらない」と嘆くあなたへ。その感覚は、残酷ですが正解です

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最初に私の政治的スタンスを明確にしておきます。私は今回の選挙、自民党に投票します。

理由はシンプルです。「国防意識」が他の政党より高いと判断しているからです。また、一部の野党が掲げる「外国人参政権」などの施策に対して、保守思想寄りの私としては、国体を損なうリスクを感じているからでもあります。

しかし、今回お伝えしたいのは、こうした右だ左だという政治論争ではありません。

ぶっちゃけて言えば、「どこの政党が政権を取っても、あなたや私の生活は大して変わらない」ということです。

政治と個人の「役割分担」を履き違えていないか?

私が政治に求めることは明確です。
それは国防や外交、国体(国のあり方)の維持といった、個人ではどうにもできない「マクロ(巨視的)」な問題への対処です。そこは政治にお願いするしかありません。

しかし、私の年収やキャリア、日々の幸福といった「ミクロ(個人的)」な問題については、当然ですが私が自分でなんとかすべきです。というか、そのほうが早いです。
ここを混同している人があまりに多いように感じます。

「生活が苦しい」「手取りが増えない」

これを政治のせいにして、「政治がなんとかすべきだ!」と叫ぶこと。
これは裏を返せば、「自分はこれ以上努力したくないから、政治家の力で私の財布にお金を入れてくれ」と言っているのと同義ではないでしょうか。

厳しい言い方になりますが、自分の人生の舵取りを他人に委ねている時点で、豊かになることは難しいでしょう。

「不遇」の正体は、政治ではなく「競争」の結果

生活が裕福か、あるいは苦しいか。

資本主義社会においてそれは、技術、体力、知力、コミュニケーション能力など、個人の総合力が問われる「競争」の結果にすぎません。あなたが今そのポジションにいるのは、政治のせいではなく、競争の結果としてそこにいるだけです。

例えば「就職に失敗した」という事実があったとします。
景気動向など、政治の影響がゼロとは言いません。しかし、原因の50%以上は「同じ面接を受けたライバルに負けた」という個人の実力不足にあります。

また、「入った会社がブラック企業だった」と嘆く場合も同様です。
その会社を選んでしまったのは、自分の目が曇っていたからです。あるいは、より良い会社へ転職できるだけの実力が不足していたからです。

これらはすべて、自分の能力を磨き、正しい選択眼を養うことで解決すべき問題です。政治に文句を言っても、あなたの面接通過率は上がりません。

政治を変えるより、自分を変えるほうが「コスパ」が良い

政治を変えて自分の不遇を解消しようとするのは、あまりに「費用対効果」が悪すぎます。
私たちにできる政治参加は、究極的には「一票を投じること」だけです。もちろんその一票は大切ですが、それだけで明日からの給料が倍になるわけではありません。

以下の数字を見てください。

例えば、「食品の消費税0%」が実現したとします。
あなたが月に4万円(税抜)の食費を使っているなら、浮くお金は消費税8%分の「3,200円」です。

この3,200円を手に入れるために、政治デモに参加したりSNSで毎日愚痴を言ったりする労力と、月に2時間残業やアルバイトをして3,200円稼ぐ労力。

どちらが確実で、早いでしょうか?

多くの人は後者の方が確実だとわかっているはずです。それでもやらないのは、単純に「面倒くさい」からでしょう。「誰かが悪い」「政治が悪い」と叫んで、被害者のポジションにいるほうが楽だからです。

「被害者ポジション」を取って得られるのは、永遠の「被害者」という肩書きだけです。なぜなら、自ら進んで被害者になろうとするからです。
そこから抜け出すために必要なのは、被害者という立場を利用して同情を買うことではありません。行動して、その枠から自力で飛び出すことです。

その熱量を「2時間余分に働くこと」や「スキルアップ」に向けたほうが、あなたの口座残高は確実に増えます。

「会社が悪い」なら、辞めればいい

「死ぬほど働いても手取り15万なんだ! だから政治が悪いんだ!」
そう反論する人もいるでしょう。

ですが、それは政治ではなく「会社」が悪いです。そして、そんな会社にしがみついている「自分」の選択ミスです

待遇に不満があるなら、辞めて転職すればいいのです。
優秀な人材が逃げ出し、誰も働かなくなれば、そのブラック企業は給料を上げるか、環境を良くするか、倒産するしかなくなります。これが市場原理による健全な淘汰です。

厳しい言い方をすれば、あなたがブラック企業だと分かっていながらそこで働き続けることは、間接的にそのブラック企業の存続に加担しているとも言えます。

「会社が変わるまで待つ」「政治が変わるまで待つ」

この「待ちの姿勢」こそが、あなたを現在の場所に縛り付けている最大の原因です。

日本を良くする、もっとも簡単な方法

誤解しないでいただきたいのは、私は「政治に関心を持つな」と言っているのではありません。政治について考え、投票することは国民の義務であり、非常に大切です。私も必ず投票に行きます。
しかし、バランスが重要です。

もし、日本国民全員が政治への文句を一旦やめ、

「自分の能力を高めること」「生産性を上げること」「稼ぐこと」

に全精力を注いだらどうなると思いますか?

仕事終わりに勉強し、スキルを磨き、ブラック企業からはさっさと転職し、より高い付加価値を生み出す。
個人個人がパワーアップすれば、その集合体である「国」が強く豊かになるのは当たり前です。

「日本はどうすれば成長するのか?」

答えはシンプルです。国民一人ひとりが、スマホなどに費やしている時間を、勉強や仕事に充てればいいだけです。

スマホを3時間もポチポチしていたり、休日を「寝て、飲んで、YouTubeやライブを見て、SNSを見て」……そうやって過ごしていて、人生がより高い位置に行くことはありません。低い位置に落ちることはあっても。

あなたがそうやって時間を浪費している間に、自分の能力を高め、価値を上げるために行動している人が現実にいます。そういう人とは倍速で差が開いていきます。そして、快適で良いポジションは、そういう人たちに奪われていくのです。

政治が奪っているんじゃありません。「頑張っている人」が奪っているんです。

補足:政治活動で「友情」を壊さないで

最後に一つだけ、補足させてください。

「いや、投票以外にも政治を変える方法はある! 友人知人に支持政党の素晴らしさを伝え、同志を増やすことだ! そうすれば一票以上の力になる!」

そう反論する熱心な方もいるでしょう。

確かに、草の根運動で世の中が変わる可能性は否定しません。しかし、友人関係に政治を持ち込むことは、個人的にはあまりお勧めできません
なぜなら、それは無用な「分断」を生み、大切な友人関係を壊してしまうリスクが高いからです。

そもそも、人が特定の政党を支持するに至った背景には、その人の歩んできた「人生」があります。

私から見て「間違っている」と思える政党を支持していたとしても、その人の境遇や経験からすれば、それが「正解」ということも往々にしてあります。もちろん、逆も然りです。私が間違っている可能性だってゼロではありません。

他人の人生背景を、政治信条一つで否定することはできません。

政治とは、本質的に「争い」です。白か黒か、敵か味方か。

さっきまで一緒にパンダを見て「かわいいね」と和やかに笑い合っていたのに、政治の話になった途端、「お前はパンダ(中国)を歓迎するのか! なら敵だな!」となってしまう(これは東浩紀さんがおっしゃっていたことです)。

何年も友達だった人が、「お前はその政党に入れるんだな! じゃあ敵だ!」と切り捨てられる。こんなに虚しいことはありません。

「なるほど、君はそう考えるんだね。理解したよ」
「でも、どっちが政権を取ろうが、俺たちは友達だし、困ったときは助け合おうぜ」

せめて自分の手の届く範囲、小さなコミュニティの中では、こういう関係であるべきではないでしょうか。

最後に

どの政権になろうと、どの時代であろうと、富む人は富み、貧しい人は貧しいままです。

その違いは、政治家の顔ぶれではありません。

「どんな環境でも生き抜ける力」を、あなたが持っているかどうか。

それだけです。

だからこそ、一票を投じたら、あとは政治に任せる。
そしてあなたは、あなた自身の人生を豊かにするために、今日という一日を全力で使ってください。

それが、あなたにとっても、日本にとっても、最強の「政策」なのです。私も頑張ります!