【感想】超期待しつつ、アニメ映画「GODZILLA 怪獣惑星」を観てきました!

SEROの嫁です。
夫とニコ生で喋ったり、ブログに投稿したりしています。
2級ウェブデザイン技能士。

この記事は2017年11月24日に書かれたものです。
現在は内容が古い可能性もありますのでご注意ください。

観てきました、「GODZILLA 怪獣惑星」!

アニゴジケシ

昨年の「シン・ゴジラ」に続くゴジラ映画、脚本は「魔法少女まどか☆マギカ」や「PSYCHO-PASS サイコパス」などでおなじみ虚淵玄
しかも製作は「シドニアの騎士」「亜人」「BLAME!」などで3DCGアニメには定評のあるポリゴン・ピクチュアズ、とあっては観に行かないわけにはいきません。

BLAME!を観に行った時の記事はこちら↓

超ハイクオリティな映像とハードな世界観の虜!劇場アニメ「BLAME!」を観てきました

この作品は全3部作構成で、今回はその第1章。
既に第2章の「GODZILLA 決戦機動増殖都市」が2018年5月に公開されることも発表されています。

…という基本的なことも知らずに観に行った私は、観ている間ずっと「こんな調子でちゃんと話終わるのかしら…?」と別の意味でハラハラしていました。ある程度の予習は大事ですね。

 

↓ 以下、GODZILLA 怪獣惑星のネタバレを含みます ↓

 

ストーリー
巨大生物「怪獣」の出現と、その怪獣をも駆逐する「ゴジラ」。半世紀にわたる怪獣との戦争の末、2048年、人類はついに地球脱出を計画。しかし、20年かけてたどり着いたタウ星eは、人類が生存可能な環境と呼べるものではなかった。
4歳の時に目の前でゴジラに両親を殺され、20年の間、地球に戻りゴジラを倒すことだけを考え続けていた青年・ハルオ。移民の可能性を閉ざされ、生存環境も劣悪となった船内でハルオを中心とした「地球帰還派」が主流となり、地球を目指す。
だが、帰還した地球は、既に二万年の歳月が経過し、地上はゴジラを頂点とした生態系による未知の世界となっていた。
(「GODZILLA 怪獣惑星」公式サイトより抜粋)

というわけで、場面は宇宙空間から始まります。
地球を脱出したのが2048年とあるので、割と近未来ですね!そんな時代に恒星間航行できる宇宙船なんて造れるの?と思っちゃいますが、その辺りはゴジラ出現とともに現れた「異星人」達のテクノロジーが大いに寄与しているようです。
技術を提供する代わりに、酸素と水が豊富な「地球」が欲しい、という思惑もあるみたい。

こういった背景からも分かるように、内容は「ドSF」。
「現代」にゴジラが現れたら?というフィクションとしてのゴジラシリーズとは一味違う趣です。

宇宙船や降下艇、宇宙服やパワードスーツなど、出てくるアイテムはまさにポリゴン・ピクチュアズの得意分野といった感じで、相性抜群ですね。
好き嫌いは分かれるかもしれませんが、こういう世界観が好きな人ならその辺りのディティールを楽しめると思います。

ブリッジ
©2017 TOHO CO., LTD.

特に私が好きなのが、空間に映し出されるタイプのUI。HUD(ヘッドアップディスプレイ)とも言うみたいですね。
この作品でも、様々なデザインのHUDを見ることができます。ハルオが独房で見ていた小さなディスプレイも、操作の面白さも含めてとてもカッコよかったです。

HUD
©2017 TOHO CO., LTD.

主人公の「ハルオ」は、ゴジラに奪われた地球を「人類の手に取り戻す」という一念で行動します。
一見、熱血タイプですが肉体派なだけでなく、ゴジラを倒す方法を少ない情報から導き出し、周りを納得させるだけの頭脳を持っています。
劇中、事あるごとに「地球を人類の手に取り戻す」と言うんですが、このへんは後々覆されるような場面が待っていそう。

ハルオ
©2017 TOHO CO., LTD.

話としてはシンプルで、色々あって有志600人による地球降下作戦は決行され、ハルオの導きにより、多くの犠牲を払いながら、当初1体だけと思われていたゴジラを倒すことに成功します。
が、それは本命のゴジラではなかった……というところで第1章はおしまい。
「やったか!?」→「やってない」の大規模版ですね。

一番盛り上がる総力戦のシーンは迫力があって、アダムなど脇役の活躍も良かったです。が、観ている最中に「あー、これラスボスじゃないんだろうなー」というのが予測できてしまって、ちょっとダルかった。

戦いの間にも様々な人間模様が描かれますが、上を目指す為に捨て駒にはなりたくない総司令が最期に見せた男気とか、あからさまに黒幕っぽいメトフィエスがハルオを臨時のリーダーに据えるくだりとか、すべてがどこかで見たようなテンプレなんですよね。

もちろん意外性ばかりが映画ではないし、ひとつの復讐劇としてはよくできた話だと思うんですが、個人的には全然ワクワクしなかった…。

もしかすると今後、大きく裏切る展開のために「あえて外さない」造りになってるのかもしれません…。だったらいいな!
最初に出てくる降下艇の爆発の件など、謎も残っていますしね。
でも、第1章を観た人が「次も観たい!」となるかというと、かなり弱いんじゃないかなぁ。

エンドロール後、次回の話の中心となるであろう原住民らしき女の子に主人公が助けられているという、これまたどこかで見たようなシーンが流れておしまい、でしたが、正直「うーん…」という感じでした。

たぶんその女の子が属する集落の住民はゴジラを神とあがめていて、「アレに手を出してはならぬ」とか言うに違いない…。
なんて展開でないのを切に願いますが、私はひねくれているんでしょうか。

そもそも「ゴジラ」というコンテンツは、そういうものではないのかもしれませんね。今までゴジラシリーズを観てきた人なら膝を打つようなシーンを、私が分かっていないだけなのかも。

そういえば、ゴジラが建物を壊したりしない(まず建物が無い)ので、それも少し退屈さを増している要因かもしれません。
そのあたり、第2章が「増殖都市」というくらいなので、期待したいです。メカゴジラも出るっぽいし。

そうそう、エンディング曲のXAI「WHITE OUT」は好きでした。とてもカッコイイ曲です!

さあ、この「GODZILLA 怪獣惑星」!
夫に倣って点数を付けるとすれば…

 

パタパタパタパタ…

 

63点!

 

ひっく!
でもこのくらいかなあ。あくまでも個人の感想です。
人に「絶対観に行ったほうがいいよ~」とは言えないかな…という意味でこのくらいの点数です。

来年、第2章の「決戦機動増殖都市」という、ちょっと「BLAME!」も想起させるようなときめくワードに期待したいですね!