「メイドインアビス」が高評価なので今さら観てみたら最高に面白いアニメだった!

MMDにて3DCGによる多彩な動画が作れる事に魅入られ、「カイト伝」をはじめとするMMDアニメーションを制作中。
その他、ゲーム実況などにも手を出す。

今更ですが、2017年7月から放映されていたアニメ「メイドインアビス」を観ました。
ホントやばいです。ここ十年ちょっとで最高傑作か!ってくらい面白かったです。

 

今回は、その感想をなるべくネタバレ無しでお伝えします。

メイドインアビスの世界観

アビス」と呼ばれる地上に空いた大穴は地中奥深くまで伸びており、底が分からないくらい深く広大。
下に行けば行くほど高価なアビスの遺物があるが、出現するモンスターも強くなり、上へ登るときだけに身体にかかる負荷「アビスの呪い」も強くなる。
アビスの呪いは最悪の場合、命を落とし、もっとひどい場合には異形の姿に変わってしまう。

アビス
© 2017 つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス製作委員会

それでもアビスの全てを知りたいという冒険の欲望を描いた、探窟家(たんくつか)の物語です。

アビスの「遺物」と呼ばれるアイテムはただの宝物といった類のものではなく、特殊な力を持っていて、それを所有するものに大きな能力を与えます。

探窟家にもランクがあり、それは持っている笛の色で表されます。赤は見習い<青<紫<黒、そして最高ランクは「白笛」。白笛は高価なアビスの遺物を装備しており、もはや人外の力を有していると言っていいでしょう。
そのため、探窟家だけではなく多くの人の憧れとなっています。

主人公は「リコ」と呼ばれる12歳の女の子。

リコ
© 2017 つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス製作委員会

リコは、白笛である自分の母親から「アビスの底で待つ」という手紙を受取ります。母親に会うため、アビスの底から来たという少年のようなロボット「レグ」と一緒に、アビスの底を目指して探窟の旅に出る、というのがメインストーリーです。

レグ
© 2017 つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス製作委員会

私が持った印象は、「ハンター×ハンター」や「モンスターハンター」、「風来のシレン」「トルネコの大冒険」をうまく料理したのがメイドインアビスって感じです。

もちろんマネただけじゃなく、面白い要素を抽出して完璧に調理し、ちゃんと別の料理に仕上がっています。そこが凄いところです。

世界観とその設定が極めて優秀です。アビスから受ける祝福と呪い。生活環境、常識、動植物の生態。ホントよく考えられています。
この設定がしっかりしていることで、まるで本当に存在する世界のように物語に惹き込まれて行きます。

 

キャラクターデザインによる衝撃の緩和

メイドインアビスは、起こり得るだろう事故などに大して正直です。それはある意味で目を覆いたくなるような悲惨なものです。

ちょっと寄り道して、2011年のアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」を例に説明します。

 

一般的に魔法少女モノ(悪と戦う系)と呼ばれるアニメなどで、主人公や主人公に準ずるキャラクターが命を落とすことはありません。
それはある意味では不自然です。

ですが「魔法少女まどか☆マギカ」ではそれが起きます。それは衝撃的ですが、よくよく考えたらその事態が起こってもなんら不思議では無いものなんです。
しかも「まどか☆マギカ」では命を落とす際、光になって消えるというような抽象的な表現ではなく「倒される」というのはこういう事なんだろうな、というようなリアルさで表現されます。
それが蒼樹うめの可愛らしいキャラクターデザイン(少しデフォルメされたデザイン)によって緩和されています。

「魔法少女まどか☆マギカ」も「メイドインアビス」も、目を覆いたくなるようなキツイ描写が出てきます。
メイドインアビスは特にキツイです。私は観ていて「酷すぎる…」という言葉がつい漏れてしまったくらいです。これがリアルタッチだったらまず間違いなくZ指定になり、子供には見せられない作品になってしまいます。

それでもアニメとしてバランスが取れているのは、このキャラクターデザインと、そして緻密に設定された説得力のある世界観あってこそでしょう。

もちろんツライばかりではなく、可愛らしいキャラクターによってほんわかさせられるシーンもありますよ。

特に終盤に出てくるキャラクター「ナナチ」が良いです。

ナナチ
© 2017 つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス製作委員会

エンディングに居るのになかなか出てこないな、と思っていたら終盤で見事に心をかっさらっていきます(ナナチのエピソードがこれまた悲しいんですが…)。
リコ、レグ、ナナチのこれからがどうなるのか、気になって仕方ありません!

 

総評

「メイドインアビス」はシナリオ、世界観、音楽、背景、作り込み、キャラクターデザインどれを取っても近代アニメの水準のそれを超えています。
何度も観たくなるようなアニメではない かもしれませんが、一度は観ておくべきアニメだと思います。

時々、主人公のリコの後先考えない無謀な行動に苛立つこともあるかもしれませんが、そこはこらえてぜひ最後まで観てほしい!
そうしたら私の言っていることが少しは分かってもらえるはずです!

こんな素晴らしい作品に出会えた事に感謝です(それと同時に創作活動をする私にとっては嫉妬に苦しむ作品です)。

そしてあえて点数を付けましょう。

 

どぅるるるるる

 

正直、100点 ですね。100点で良いと思います。
完璧ってわけじゃないでしょうが、でも点数をつけるなら100点でしょう。

これは観るべき作品です。
「面白いと評判のメイドインアビスを一気に観たいので明日会社を休んでいいですか」と部下に言われたら、少々仕事が立て込んでいても私はOKを出します。

というわけで「メイドインアビス」、神がかり的作品なので是非観てみてください!

 

ちなみに私はamazonプライムビデオで観ました。放送が終わっていても色んな作品を観られるのでホント便利です。今ならまどか☆マギカもあります!
月額400円(年額3,900円)で、お急ぎ便も使えるしアニメも見放題だなんて、かなりオトクなのでオススメですよ!

 

 

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